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40年親しまれた代官山の「名物」ビルが取り壊しへ−老朽化で
(2007年01月16日)
40年前に建設され、1階にはファッションなどの商業テナント、2階から上にはデザイン関連の事務所などが入居し親しまれてきた「代官山パシフィック」ビル(渋谷区猿楽町)の取り壊しが決まった。
ビルは商業施設やファッションブティックが建ち並ぶ代官山のメーンストリート、八幡通り沿いの好立地に位置することから、古い造りにも関わらず流行のアパレル店や雑貨店、クリエーターの事務所など華やかな業種の入居者が部屋を埋めてきた人気の建物。老朽化に伴う取り壊しで、80戸ある部屋のうち4分の1はすでに同ビルを後にしている。
「代官山パシフィックマンション」として東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)に着工。翌1965年1月に完成し、当初1階の路面を除く2階以上のフロアは住居として利用された。鉄筋コンクリート造の地下1階地上7階建て。白い壁とバルコニーが特徴の当時の面影をそのまま残したデザインは、40年経った現在も代官山の街並みに溶け込み、周辺住民や街に訪れる買い物客らに親しまれてきた。
現在はビルを所有していた昭和企業(代官山町)の手を離れ、取り壊し後は跡地に新たな商業施設が誕生する予定。同ビルに拠点を置く管理事務所によると取り壊しの開始時期は「未定」。3月までの開始はないという。
ビルが位置する代官山・八幡通り沿いには現在、2000年8月に開業した複合施設「代官山アドレス」と、同年12月に開業した商業施設「代官山ラ・フェンテ」がそれぞれ大型のビルを構える。街の新たな活性化が見込める新商業施設の誕生に注目が集まりそうだ。(写真=取り壊しが決まった「代官山パシフィック」ビル、2007年1月15日に撮影)
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