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渋谷に創作ジンギスカン店「国際秘羊館」 渋谷の歩き方が新業態店

ルッコラとカルダモンバターで食べるジンギスカン「モンゴル大草原」

ルッコラとカルダモンバターで食べるジンギスカン「モンゴル大草原」

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 香草やスパイスなどを利かせた「創作ジンギスカン」を提供するジンギスカン専門店「国際秘羊館(ひようかん)」(渋谷区道玄坂1、TEL 03-6455-0615)が渋谷・道玄坂近くにオープンして、7月2日で1カ月がたった。

「名物ラム刺し」も

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 「大衆酒場 ひまわり」(道玄坂2)や「ツキニカリ」(桜丘町)など、渋谷駅周辺でさまざまな業態の飲食店をドミナント出店する「渋谷の歩き方」(渋谷区神宮前5)の新業態店。場所は、道玄坂から少し入った、オフィスや飲食店などが並ぶ一角で、昨年閉店した焼き肉店「自分焼き ウナギノボリ」跡。同社に勤める八尋冬馬店長が企画・立案し、店を任された。

 店名の「国際秘羊館」は「秘宝館」のパロディーで、店内にはグラビア写真のポスターなどを飾るほか、メニュー名にも遊び心を利かせたという。1階は、カウンター8席とボックス席(5席)、 2階には25席を設ける。

 主力のジンギスカンは、ラムの表面を焼き、香草や野菜と共に食べるスタイル。「生ラム野菜セット」(1,410円)などの基本セットをはじめ、「創作」系は、ルッコラとカルダモンバターで食べる「モンゴル大草原」、パクチーとスパイスで食べる「チョモランマ」、細身で歯応えのある「深谷もやし」と花椒(ホアジャオ)で食べる「桃白白(タオパイパイ)」(以上1,300円)の3種類を用意する。追加メニューは、ラム肉(860円)、マトン肉(970円)など。

 卵かけご飯の上に焼いたラムをのせて「かまずに飲むように食べてほしい」という理由から命名した「ラムドリンクライス」(860円)や、オーストラリア産サフォーク羊のショートロイン(腰の部分)を、からしと甘みのある薩摩じょうゆで食べる「名物ラム刺し」(1,300円)なども提供。「ラムは臭みがなく、馬刺しよりも柔らかい」(八尋店長)と話す。

 ドリンクは、ナチュラルワイン(ボトル6,400円~)やクラフトジン、薬膳酒(以上750円)などを用意。オリジナルドリンクとして、ブランデーをジンジャエールで割り、かんきつ系の香草バイマックルーを利かせた「愛しのブラジャー」(640円)や、蜂蜜レモンを焼酎「まんこい」で割った「蜂蜜まんこいサワー」(750円)などもそろえる。花びらの形をした「びらびらアイス」(500円)も「お薦め」と言う。客単価は5,000円~6,000円。

 オープンから1カ月がたち、八尋店長は「ジンギスカンとお茶だけで食べていく方も、たくさん飲んでいく方もいる。酒の種類もたくさんあるので、一度だけでなく何度もリピートしていただければ」と話す。

 営業時間は17時~23時30分。日曜定休。

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