
デニムブランド「GUESS JEANS」のアジア本土初のフラッグシップストア「GUESS JEANS Tokyo」(渋谷区神宮前4)が7月4日、原宿エリアにオープンした。経営はGUESS JAPAN(港区南青山3)。
「GUESS」は、1981年にモロッコ出身のマルシアーノ4兄弟がアメリカに移住し立ち上げたジーンズブランド。GUESS JEANSは、創業者の一人ポール・マルシアーノさんの息子であるクリエーティブディレクターのニコライ・マルシアーノさんが「THE NEXT 40 YEARS OF DENIM」 をテーマに考案した新しいデニムブランド。昨年6月から展開され、日本では同10月から公式オンラインストアで販売されている。
場所は原宿・キャットストリート沿いで、2023年6月に閉店した書店「BOOKMARC」が入居していたビル。地下1階~地上3階の4フロア構成。コンクリートのファサードは、ブランドがキュレーションする「プロダクトやカルチャー、地域コミュニティーを包み込む『器』」をコンセプトに設計し、外構には陶器とグリーンを取り入れる。既存の建物造作を解体せずに改装し、店内はブランドの「誠実かつシンプルな美学」を体現したという。
「ブランドの原点」であるデニムアイテムを中心に、最新コレクションをラインアップ。店名や桜の刺しゅうを施す日本限定のジャケットやコラボレーションアイテム、ビンテージ商品、「GUESS U.S.A.」ラインなども扱う。
地下1階はポップアップスペース。オープン時には、4月にクリエーティブパートナーシップを結んだアーティストVERDYさんがキュレーションした14ブランドの、「GUESS JEANS」をテーマにしたアイテムを販売する「GUESS JEANS GIFT SHOP with FRIENDS」を展開している。今月31日までの予定。
オープン記念として、原宿駅前のイベントスペース「ヨドバシJ6ビルディング」(神宮前1)では今月12日まで展示イベント「THE NEXT 40 YEARS OF DENIM」を開催。ストーンウオッシュ加工や、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公マーティー・マクフライ役のマイケル・J・フォックスさんが着用したジャケットなどのアーカイブアイテム、商品の制作過程などで、ブランドの40年の歴史や未来への取り組みを紹介している。
営業時間は11時~20時。