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寒暖差の激しい秋。乾燥シーズン前に整えておきたい「肌バリア」の鍵はビタミンB 皮膚科医・川島眞先生が解説!

リリース発行企業:Galenic Japan株式会社

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紫外線、乾燥、気温差、大気汚染などの外的環境に加え、睡眠不足、ストレス、不規則な生活リズムなど、現代人の肌は日々さまざまなストレスにさらされています。こうした負担が積み重なると、肌の最外層にあるバリア機能が不安定になり、乾燥、ざらつき、つっぱり感、赤み、くすみ感など、さまざまな肌状態につながることがあります。
特に秋は、夏に紫外線ダメージを受けた肌が、さらに寒暖差や湿度差にさらされ、肌バリアが心配な時期。乾燥する冬に向けて、特に肌をリカバーしておきたいですよね。

また、昨今では美容皮膚科における施術で、スピーディに、より健康的な肌を目指すこともますます一般化してきています。美容施術においては、肌にあえて回復可能な範囲のダメージを与えることによって肌自体の回復効果に期待するものも多いです。したがって、施術の後はどうしても肌がデリケートな状態になり肌バリアが弱まるため、普段よりもさらに、栄養を与え、ダメージの回復をサポートする必要があります。

Galenic Japan株式会社が全国の20代以上の女性500人を対象に、「肌がダメージを受けたときに重要だと思うスキンケア成分(複数回答)」を聞いたところ、全体の半数以上が「ビタミンC」(255人)と回答。次いで、「コラーゲン」(170人)、「ヒアルロン酸」(146人)、「ビタミンB群(ナイアシンアミド等)」(138人)、「セラミド」(115人)という順でした。




ビタミンCは、抗酸化作用に加え、肌のハリを支えるコラーゲンの生成に欠かせない栄養素として知られています。また、コラーゲンは皮膚の弾力や構造を支えるタンパク質、ヒアルロン酸は水分を保持する成分、セラミドは角層の細胞間を満たし、水分の蒸散を防いでバリア機能を支える重要な脂質です。

一方、東京女子医科大学名誉教授の川島眞先生が、肌のリカバリーという点で注目するのが「ビタミンB群」です。
日常的なスキンケアでも、美容施術後のスキンケアでも、肌バリアのリカバーにぜひ活用したいスキンケア成分です。
今回は、皮膚科医・川島眞先生に、「肌バリア」と美肌の関係から、近年注目される「ビタミンB」の役割、スキンケアから考える「ビタミンB美容」についてお話を伺います。

【監修】東京女子医科大学名誉教授/皮膚科医 川島眞先生


東京大学医学部卒業後、同大学皮膚科を経て、フランス・パスツール研究所に留学。ヒト乳頭腫ウイルスと皮膚がんの関連や、アトピー性皮膚炎におけるセラミド減少と皮膚バリア機能低下などを研究。39歳で東京女子医科大学皮膚科主任教授に就任し、26年間にわたり100名以上の皮膚科医を育成した。大学病院としていち早く美容皮膚科診療を導入するなど、日本の美容皮膚科学を牽引。日本美容皮膚科学会、日本香粧品学会の理事長などを歴任し、現在は医療法人社団ウエルエイジング名誉院長。美容皮膚科の女性医師20名による「CAB(creator’s association of beauty)」を組織し、後進の育成や情報発信にも取り組んでいる。



「肌バリア」を守ることが、健やかな肌への第一歩

私たちの肌は、紫外線、乾燥、気温差、大気汚染などの外的環境だけでなく、睡眠不足や精神的なストレス、感情の変化、不規則な生活リズムなど、身体の内側から受けるさまざまな影響にもさらされています。

こうした負担が積み重なることで、肌の最外層にあるバリア機能が不安定になりやすくなります。
肌バリアが長期間不安定な状態にあると、乾燥や外部刺激によるダメージが蓄積し、小ジワ、弾力低下、色ムラ、ツヤの低下などのサインが現れやすくなる可能性があります。だからこそ、美肌を考えるうえでは、単に美容成分を「与える」だけではなく、肌本来のバリア機能を健やかに保つという視点が重要です。

美肌を支える「4種のビタミンB」

「ビタミンB」と聞くと、ひとつの成分をイメージする人も多いかもしれません。しかし、ビタミンBはひとつの成分ではなく、複数の種類からなる成分群です。種類によって性質や働く方向が異なるため、スキンケアにおいても、それぞれ異なる役割を担います。

<4種のビタミンB>
ビタミンB3(ナイアシンアミド):肌色のムラ、炎症、バリアケアなど
プロビタミンB5(パンテノール):保湿、肌バリアの修復
ビタミンB9(葉酸):ダメージを受けた肌の回復、ターンオーバー
ビタミンB12(コバラミン):炎症や神経感覚の異常、赤みや不快感へのアプローチ

肌バリアが不安定になる背景には、保湿力の低下、炎症、ターンオーバーの低下など、複数の要因が同時に関係する場合があります。そのため、異なる働きを持つビタミンB群を組み合わせることで、複数の方向から肌状態にアプローチすることが推奨されます。

「何を配合するか」だけでなく、「どう届けるか」

スキンケアにおいてビタミンBを取り入れる場合、どの成分を配合するかだけでなく、「その成分をどのように届けるか」という視点も重要です。

ビタミンB群は一般に水溶性である一方、肌の最外層である角層は主に脂質で構成されています。
そのため、水溶性のビタミンB群を角層へ届けるためのデリバリー設計も重要になります。現在、ペプチドやリポソームなど、成分を目的の場所へ届けるための技術研究も進められています。こうした処方設計によって、ビタミンB群の可能性を引き出すことが期待されます。

コスメのパッケージも「処方設計」の一部。ビタミンB群の安定性を守る

ビタミンB群の中には、光、酸素、温度などの影響を受けやすいものがあります。
そのため、成分そのものだけでなく、製品として使用する期間中、どのような状態を保つかという視点も重要です。密封・遮光などのパッケージ設計によって外部環境との接触を減らすことは、処方の安定性、衛生性、品質を保つうえで重要です。

美容施術後の肌こそ、バリアケアを

近年、レーザーやピーリングなどの美容施術を受ける人が増えています。美容施術後は、肌内部の水分が逃げやすく、外部刺激の影響も受けやすい状態になることがあります。施術後約72時間は重要な集中ケア期として、保湿とバリアケアを継続することが重要です。また、施術による炎症が色素沈着の原因となり得るため、UVケアも重要です。

「ビタミンB群美容」で、健やかな美肌を目指す。

美肌を目指すうえで、単に「どんな美容成分を取り入れるか」だけでなく、「肌をどう守るか」「身体の内側からのケア」という視点も重要です。
肌バリアを健やかに保ち、異なる働きを持つ4種のビタミンBを、スキンケアと食生活という両面から捉え、健やかな美肌を目指していきましょう。