リリース発行企業:一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会
一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会(代表理事:岩崎真宏)は、ダイエット支援に関わる専門職が分野を超えて、最新の研究成果と現場のデータを持ち寄り、安全で再現性のある支援のあり方を探究する「ダイエットサポート研究会」を発足します。第1回は、2026年10月24日(土)に、東京都文京区の会場およびオンラインで開催します。

■発足の背景:需要が高いテーマなのに、現場の知見は分断され、情報は氾濫している
ダイエットは、ヘルスケア分野で需要の高いテーマの一つです。世界72研究・約118万人を統合した解析では、成人の約4割が毎年減量を試みていると報告されています(Santos et al., 2017)。国内でも、特定保健指導の対象者は年間約519万人にのぼります(厚生労働省, 2023年度)。
さらに厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査」によれば、適正体重を維持している成人は60.7%にとどまります。20〜60歳代男性の34.0%が肥満である一方、20〜30歳代女性の16.6%がやせに該当しており、「減らす」と「適正に保つ」の両方で体重管理が求められています。
フィットネスジムやピラティス、トレーニングを始める動機としても、ダイエットは大きな割合を占めています。臨床の現場でも、肥満は生活習慣病の発症や重症化、感染症の重症化リスクを高める要因とされ、減量は治療・予防の両面で重要な位置づけにあります。
しかし、ダイエット支援の現場には、次のような課題があります。
- 分野ごとの分断:臨床、スポーツ、フィットネス、美容、ヘルスケア、オンライン支援と、支援の現場は多岐にわたりますが、それぞれの知見が共有される場は限られています。
- 情報の氾濫と極端な方法:極端な食事制限や偏った方法が広まり、健康を損なうケースや摂食障害につながる問題も生じています。
- オンライン支援の急速な普及:一般の人を対象とした新たな支援の形が広がる一方で、その質や安全性をどう担保するかが問われています。
さらに近年は、「なぜダイエットはリバウンドしやすいのか」が、生体反応として説明できるようになってきました。2024年にNature誌で報告された研究では、減量に成功した人の脂肪組織を調べたところ、肥満時に変化した遺伝子のうち約50〜60%が、体重減少から2年後も元に戻っていませんでした(Hinte et al., Nature, 2024)。
「意志の強さ」だけでは語れない、科学的な視点が、ダイエット支援の現場に求められています。
■研究会の目的と社会的意義
「ダイエットサポート研究会」は、こうした課題に向き合うため、次の3つを掲げて発足します。
- 科学と実践をつなぐ:最新の研究成果と、現場から得られるリアルワールドデータを統合し、科学的根拠と再現性を備えたダイエット支援のあり方を探究・共有する
- 多領域を横断する:臨床、スポーツ、フィットネス、美容、ヘルスケア、オンライン支援の知見を融合し、対象者一人ひとりの夢や可能性を支える身体づくりを実現する
- ダイエットを通じて、人の人生と社会を前向きにする:ダイエットを体重管理にとどめず、行動力や自己効力感を育む身体づくりとして捉え、挑戦できる人を増やす
理念は「ダイエットは、夢と可能性を実現する身体づくりである。」です。
安全で科学的根拠に基づいた支援が、専門職を通じて社会に広がることを目指します。
■代表理事コメント

一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会 代表理事 岩崎真宏(医学博士、管理栄養士、臨床検査技師)
「ダイエットは、多くの方が身体と向き合い、運動習慣や自己管理の力を身につけていく入り口になるテーマです。一方で、現場ごとに知見が分かれ、情報も氾濫している。リバウンドについても、意志の弱さではなく生体反応として理解できる知見が増えてきました。現場で何が起きているかという実践の知と、研究が明らかにしてきた知を、専門職が分野を超えて持ち寄る場が必要だと考え、この研究会を立ち上げました。継続して開催しながら、安全で質の高いダイエット支援を社会に広げていきたいと考えています。」
■第1回の内容:現場の実践知と、最新の医学知見を持ち寄る「研究セッション」
第1回は、ダイエット講師のMONA氏と、細胞分子代謝医学を専門とする医学博士・岩崎真宏による「研究セッション」形式で開催します。
・第1部 MONA
「無料の情報があふれる時代に、なぜ人は有料ダイエットサポートを頼むのか〜10年間・1000人と向き合ってきた現場からの実践報告〜」
・第2部 岩崎真宏
「ダイエットは、なぜ"早期老化予防"にまでつながるのか〜肥満記憶・アフターダイエットの最新知見〜」
・第3部・第4部
事前アンケートで集めた参加者の悩みを素材にした共同研究トークと、会場・オンラインからのQ&A
登壇者
MONA(ダイエット講師)
ダイエットサポート歴10年。個人1,000人以上、グループ3,000人以上のダイエットをサポート。SNS総フォロワー数20万人以上。ダイエット関連書籍4冊を出版し、『サンキュ!』『ESSE』などの雑誌に掲載。Abema TV、TBS系テレビ、フジテレビなどのテレビ番組にも出演。
岩崎 真宏(医学博士/管理栄養士/臨床検査技師)
医学研究者および病院管理栄養士として、生活習慣病治療のための基礎・臨床研究を行い、国内外での研究発表と受賞実績を持つ。細胞分子代謝医学を専門とし、肥満・運動・生活習慣について、基礎から応用まで医学と栄養学の両面から研究している。
■今後の展開
本研究会は、今回を第1回として、今後も継続的に開催します。第1回の成果は「研究会レポート」としてまとめ、参加者・視聴者に共有する予定です。
■取材について
取材をご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
■開催概要
名称:第1回 ダイエットサポート研究会
日時:2026年10月24日(土)13:00〜15:30(正式プログラムは13:00〜15:00、以降は自由参加のアフタートークセッション)
会場:東京リゾート&スポーツ専門学校(〒113-0033 東京都文京区本郷4-12-6)/オンライン同時配信
定員:会場50名・オンライン100名
参加費:9,900円(税込)
主催:一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会
申込:Peatix https://diet-support-lab1.peatix.com/
詳細と参加申込はこちら
■一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会について
「栄養で人と未来を輝かせる」という理念のもと、栄養学を体系的に学べる講座を通じて、栄養コンシェルジュの育成と普及に取り組んでいます。臨床・スポーツ・美容・ヘルスケアなど幅広い分野を横断し、科学的根拠に基づいた栄養学の知見を実践の場に届けることを目指しています。
代表理事:岩崎真宏
所在地:〒532-0002 大阪府大阪市淀川区東三国6-19-2 エスケービル4F
TEL:06-6599-9404
FAX:06-7635-9083
E-MAIL:info@nutrition-concierge.com
URL:https://nutrition-concierge.com/

■本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会 事務局
TEL:06-6599-9404
E-MAIL:info@nutrition-concierge.com
■出典
- 厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査結果の概要」第3章 身体に関する状況、BMIの状況(2026年9月25日最終閲覧)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66279.html
- 厚生労働省「特定健診・特定保健指導の実施状況(2023年度)」https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001492020.pdf
- Santos I et al. Obes Rev. 2017 Jan;18(1):32-50. doi: 10.1111/obr.12466. Epub 2016 Sep 21. Prevalence of personal weight control attempts in adults: a systematic review and meta-analysis. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27653242/
- Laura C Hinte et al. Nature. 2024 Dec;636(8042):457-465. doi: 10.1038/s41586-024-08165-7. Epub 2024 Nov 18. Adipose tissue retains an epigenetic memory of obesity after weight loss. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39558077/