渋谷区ふれあい植物センターで恒例「ホタル観賞会」-開催迫る

ヘイケボタルとホタルブクロ(撮影=東松友一)

ヘイケボタルとホタルブクロ(撮影=東松友一)

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 渋谷区ふれあい植物センター(渋谷区東2、TEL 03-5468-1384)で6月22日から、ホタル観賞会「ホタルの夕べ2013」が開催される。

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 今年で9回目を迎える同企画は、2005年の同センター開園以来、毎年開催している。同センターではゲンジボタルとヘイケボタルを飼育しており、2種のホタルを鑑賞することができる。昨年は5日間で、一昨年より2100人ほど多い9636人が来場した。昨年は最長約40分待ちの行列ができた。

 1階の温室「グリーンガーデン」で放し飼いにしているゲンジボタルを、同室内「ホタルの郷」で網越しにヘイケボタルを、それぞれ見ることができる。一晩で観察できるホタルの数は2種合わせて100~200匹ほど。ホタルの一部は、昨年の観賞会から1年かけて同施設で飼育したホタル。外が明るい時間帯はヘイケボタル(16時~19時ごろが見頃)のみで、18時30分ごろからゲンジボタルが見頃を迎える。3階ではホタルの生態について紹介するDVD(約20分)を上映するほか、2階ではホタルの幼虫や、幼虫のエサとなる巻き貝「カワニナ」を展示する。

 土曜・日曜を中心に行列ができるが、両種の見頃となる19時前後は平日・休日問わず込み合う。普段は休館している月曜日が「狙い目」で、イベント開始直後の時間帯は比較的並ぶことなく入場することができるという。

 広報担当の森山里菜さんは当館ではホタルを『生き物』として飼育しているので、(生態を知っていただくために)ぜひDVDもご覧いただきたい」と呼び掛ける。「ゲンジボタルとヘイケボタルの光り方が違うのが分かるので、そこを楽しんでいただければ」とも。

 開催時間は16時~21時(最終入場は20時30分)。入場無料。今月26日まで。カメラや光を発するもの、虫よけスプレーは使えないなどの注意を呼び掛けている。

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