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ヒカリエで「散歩の達人」編集長招きトーク-「南渋谷」「のんべい横丁」などテーマに

(左から)シブ経の西樹編集長と「散歩の達人」編集長の山口昌彦さん

(左から)シブ経の西樹編集長と「散歩の達人」編集長の山口昌彦さん

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階クリエーティブスペース「8/」のコートで6月25日、トークラウンジ「『散歩の達人』編集長が明かす『ここだけの渋谷』」が開催された。主催はシブヤ経済新聞(以下シブ経)。

学生やビジネスマンなど幅広い層が来場した

 「シブ経文化センター」企画の第1弾となる同イベント。毎回多彩な分野からキーマンを招き月1回程度、トークを中心としたイベントを開いていく。今年4月に発売された5月号で12年ぶりに「渋谷・表参道」を特集した、月刊「散歩の達人」(交通新聞社)編集長の山口昌彦さんをゲストに招いた。

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 イベント冒頭の「シブ経アップデート」コーナーでは、シブ経の西樹編集長が、シブ経に掲載した直近2カ月の記事を基に広域渋谷圏の動向を解説。その後、同期間に掲載した記事の中から、フェイスブックの「いいね!」数の多かった記事をランキング形式で10本紹介した。

 イベント本編は、同誌特集企画の中から、「南渋谷」「老舗」「円山町」「のんべい横丁」「東急文化会館」の5つのテーマをベースにトークを展開した。今回の特集企画に際し、同誌は桜丘町など、国道246号を越えたエリアを新たに「南渋谷」と命名。このエリアについて、山口さんは「男一人でもゆったりできる象徴的な場所」として、「立ち飲み 富士屋本店」(桜丘町)や自身も「大好き」で20年以上前から通っているというジャズ喫茶「メアリー・ジェーン」(同)を挙げた。「富士屋本店」が100年ほど前に開業した酒屋を前身としていることもあり、「渋谷にも良い老舗があるのに紹介されることが少ないので、もうちょっと注目してもらっても良いのでは」とも。

 「老舗」をテーマにした話題では、「秋葉原から山手線で運んだ」店内のスピーカーや、地下1階の部屋では「かなり怪しい会合が開かれていた」ことなど、先代の店主から聞いた話など「名曲喫茶ライオン」(道玄坂2)について「何度行っても面白い」と熱弁。取材拒否の店であるカレー店「ムルギー」(道玄坂2)なども紹介。

 そのほか、花街の名残として、芸円山町エリアの階段は、着物を着た芸者さんが歩きやすいように、段差を低くしてあるという話や、山口さん自身が小学校のころから足繁く通っていたという「東急文化会館」など、古き良き「昭和の渋谷」にも話題が及んだ。西編集長から「JR渋谷駅東口『のんべい横丁』の中でビギナーフレンドリーな店は?」という質問に対し、おでん店「なだ一」や居酒屋「まぐろ処」としながらも、「(初めてのお店でも)ドキドキしながら『行く?どうする?』ってやるのも楽しいことだと思う」と山口さん。

 渋谷駅周辺は約15年かけて再開発が行われる。「街というものは生き物だから動いていくわけで、僕たちはそれとどう寄り添っていくか、ずっと遊んであげることが大事。ツイッターなどで、自分が楽しかったことを発信して、自分たちで話題を作ることができるのは街の動きにも参画できる時代だと思う。渋谷みたいに、これからさらに変わっていく街というところほど、関わっていった方が(街も)うまく変わっていくのでは」とし、渋谷の魅力について「これだけでかい街になったのに、相変わらずちょっとローカルな所が良いと思う。街中にいろいろな隙間があって、若い人はその隙間が見えるので若い人が何かやろうと思うのでは」と話した。

 次回は7月26日。「凹凸を楽しむ 東京『スリバチ』地形散歩」(洋泉社)の著者で、谷地形に着目したフィールドワークを続けている東京スリバチ学会の皆川典久さんをゲストに招く。

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