買う

表参道に「オニツカタイガー」新旗艦店-「古今東西」コンセプトに

コンクリートにトラ柄を連想させる木目を黒墨で入れる外観イメージ

コンクリートにトラ柄を連想させる木目を黒墨で入れる外観イメージ

  • 0

  •  

 表参道ヒルズ裏手に4月27日、スポーツファッションブランド「オニツカタイガー」の旗艦店「オニツカタイガー表参道」(渋谷区神宮前4、TEL 03-3405-6671)がオープンする。経営はアシックス(神戸市中央区)。

壁面にトラのデザインを掲出する1階イメージ

[広告]

 これまで、2003年に世界1号店として代官山にオープンした「オニツカタイガー東京」を旗艦店に位置付けていたが、今回同ブランド復活10周年を記念し新たな旗艦店として開く。これに伴い代官山の店舗は「オニツカタイガー代官山」に変更した。

 店舗面積は1階・2階合わせて約263.1平方メートルで、直営店の中でも世界最大の広さになるという。店舗コンセプトはビンテージ感・未来感、東洋・西洋をミックスさせる「古今東西」。ファサードはコンクリートにトラ柄を連想させる木目を黒墨で入れ「重厚感」を表現。1階の床には竹を使い、什器はヨーロッパ調のものを置く。2階には同ブランドの「歴史的シューズ」を展示するなどブランドの「世界観を表現」したフロアになるという。

 今年、同ブランドのグローバルブランドキャンペーンの一環としてデジタルサイネージを使った店頭プロモーションを展開。同店を皮切りに各地の直営店に設置するサイネージの開発・クリエーティブ制作はチームラボ(文京区)が担当。モニター上部に設置したセンサーがモニターの前の人の動きをキャッチし、その動きに合わせ映像内のCGアニメ化されたシューズが動く。同店にはオープン当日から5月11日まで設置予定。

 フロア構成は、1階=「NIPPON MADE」以外のシューズ、アパレル、バッグアクセサリー全般、2階=国内生産シリーズ「NIPPON MADE」のアイテムのみ。価格帯は、シューズ=7,350円~2万4,000円、アパレル=6,195円~3万450円、バッグ&アクセサリー=1,260円~1万500円。

 オープン記念として、「NIPPON MADE」シリーズから、アイテムごとに異なる素材、加工を施したほか、日本の職人の手による「製品洗い加工」をすることで「履き込んだような」しわ・色むらなどの風合い、ビンテージ感を出している「BLACK COLLECTION」4種(2万3,100円~2万5,200円)と、エドウインとコラボしたデニムで、「軽い」ビンテージ加工を施し、ヒップ部分にはトラのアクセントを施す「OT×EDWIN RT DENIM」(1万6,800円)、「ハードな」ビンテージ加工を施し、所々にトラの爪痕をイメージした傷を付けた「OT×EDWIN ST DENIM」(3万450円)を販売。いずれも同店で1カ月販売した後、直営店で展開する。

 同社オニツカタイガー事業部庄田良二事業部長は「今後の『オニツカタイガー』の象徴となるような店にしていくと同時に、新しい『オニツカタイガー』のブランドイメージを当店から発信していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~20時。初年度売り上げ目標は1億8,000万円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース