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新生「キデイランド原宿店」、7月オープンへ-スヌーピー・サンリオの専門ショップも

新生「キデイランド原宿店」外観イメージ

新生「キデイランド原宿店」外観イメージ

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 建物建て替えに伴い現在休業中の表参道沿いの玩具店「キデイランド原宿店」(渋谷区神宮前6)が7月1日、再オープンする。

3階トイ&ホビーフロアのイメージ

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 1946(昭和21)年に故・橋立孝一郎が埼玉県・秩父で創業した「読書クラブ橋立書店」が前身となる「キデイランド」。1950(昭和25)年11月に現在の場所で書店「橋立書店」として開店。1955(昭和30)年ごろから、愛称として使っていた「キデイランド(子どもの国)」を外国人にもなじみやすい呼称として店名に掲げている。

 旧店舗は1966(昭和41)年に完成して以来「キデイランド」の旗艦店として営業。老朽化に伴い2010年8月に営業をいったん終了し、建て替え工事を行っていた。同年9月からは、キャットストリート沿いで「キデイランド原宿キャットストリート店」(神宮前6、TEL 03-3409-3431)を代替店舗として営業してきた。

 新生「キデイランド原宿店」の延べ床面積は1499平方メートルで、売り場面積は996平方メートル。鉄筋コンクリート造地下1階・地上5階(売り場は4階まで)。同店は出入り口をバリアフリー設計にしたほか、トイレの数を増設・スペースを拡大。店内には、キャラクターの映像を投影するプロジェクターを設置するなどハード面を改良。店内を案内するコンシェルジュを各フロアに配置するほか、外国人の来店客にも対応できるよう、外国語を話すことができるスタッフを配備するなど、サービス面での向上も図る。

 地下1階ではスヌーピーなど「ピーナッツ」のグッズをそろえる専門店「スヌーピータウンショップ原宿店」を展開。1階は「NEXT KIDDYLAND」をコンセプトに、生活雑貨やステーショナリー、スマートフォン・ミュージックプレーヤーのアクセサリーなどを扱う「ファッション&バラエティー」フロア。同フロアではハロウィーンやクリスマスなどシーズンに合わせたプロモーションや「最新」雑貨などのコンテンツも提案。併設する情報発信スペース「K-spot」では、季節に合わせたベントや商品、「話題の」キャラクター商品を月替わり・季節ごとに紹介。オープン時は6月30日に公開する「アメイジング・スパイダーマン」をフィーチャーする。

 「大人カワイイ・マーケット」をコンセプトにした2階フロアは、「Disneyコーナー」(仮)を展開。キャラクターグッズを扱うほか、「マザーズBAG」(小1,575円、大1,990円)などのオープン記念の限定アイテムなども用意する。3階トイ&ホビーフロアのコンセプトは「TOY’Sワンダーランド」。コレクションドールやトミカ、プラレール、LEGO、ヒーローや戦隊シリーズのアクショントイ、プラモデルなどを販売。テレビアニメ「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」に登場するブランドショップ「Prism Stone」を併設し、ゲームや玩具、ぬぐるみ、アパレルなどを取りそろえるほか、情報発信拠点としても位置付ける。

 4階では、「コミュニケーション」をコンセプトに、「リラックマ」のグッズを扱う「リラックマストア原宿店」、ハローキティやマイメロディ、リトルツインスターズなどサンリオのキャラクターをセレクト・提案する「ハローキティショップ原宿店」を展開。フロア内はピンクを基調にハローキティの部屋をイメージしたような内装に仕上げる。外国人観光客のニーズを反映し、「和」をテーマンしたグッズもそろえるという。

 営業時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日は10時30分~)。「キデイランド原宿キャットストリート店」は6月10日に閉店する。

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