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渋谷にコワーキングスペース「ポータル」-シェア住居のエッセンスを応用

フリーアドレス制でワークデスクやソファ席などを用意する

フリーアドレス制でワークデスクやソファ席などを用意する

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 渋谷・みやしたこうえん近くに3月10日、メンバー制のコワーキングスペース「PoRTAL(ポータル)」(渋谷区渋谷1)がオープンする。運営はひつじインキュベーション・スクエア(同)。

ウッドスタイルのキッチン・ダイニングも備える

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 シェア住居専門メディア「ひつじ不動産」を手掛ける同社は、かねてより「現代シェア住居を構成するエッセンスのワークスペースへの応用」に可能性を感じていたという。実証実験を兼ねて、自社オフィスも同所に移転。同社スタッフもスペース利用者と接点を持ちながら業務を行う。施設名は、世界や社会とつながる入り口、新しいワークスペースなどの意味を込め「PoRTAL」と命名。スペース自体をポータルサイトに見立て、利用者一人ひとりをコンテンツと捉えていく。

 フロア面積は372平方メートル。ワークスペース、ウッドデッキの多目的エリア「ラウンジ」にワークデスク・ソファ席など合わせて30席ほどを用意(増加・調整予定)。全席フリーアドレス制で、仕事のシーンなどに応じて席を選ぶことができる。そのほか、予約制のミーティング・コンテナ2室(6人用1室、4人用1室)、通話専用ルーム「フォーンブース」2室も設置。ロッカーは鍵付き(月2,000円)、鍵無し(大=同1,000円、小=同500円)を用意する。電源・無線LANは無料で提供するほか、ファクス・プリンターは複合機(有料)を導入予定。

 「豊かな食事が人をつなげる」というシェア住居メディアにおける経験から、フロア内にはウッドスタイルのキッチン・ダイニングを導入し、「日常的なコミュニティー創出」を図る。「Cafe Obscura」(世田谷区)と提携し、キッチンにはコーヒーミルを置き、コーヒーを自分でいれて飲むことができるようにするほか、毎日15時にはオリジナル「ひつじブレンド」コーヒーを無料提供する「Coffee Time」を予定する。

 料金体系は、無制限に利用可能な「ボード」(3カ月以上の利用、初期費用5万円、月6万5,000円、法人登記無料)、営業時間内は無制限に利用可能な「アンリミテッド」(同1万円、同4万5,000円、同)、月100時間まで利用可能な「インターバル100」(同、同3万4,000円、同)など。メンバー契約先着30人限定で、アンリミテッドの月額を3万円にするほか、オープン記念として3月末日まで、オープン当日から毎週土曜の終日と、平日19時~23時は誰でも無料で利用できるようにする。

 今月19日・20日には、クリエーター10組から成る「ジカバイ組合」、若手プロダクトデザイナー9組による「novelax」とのオープニングイベントを開催。今月中旬には「Cafe Obscura」との「『オフィス・コーヒー』のいれ方教室」を開くほか、イベントやワークショップはメンバー以外からも随時募集する。

 コワーキングスペースが点在する渋谷エリアについて、同社北川大祐社長は「シェア住居同様、コミュニティーをコンテンツとするスペースは、それなりに芯のある同士ならすみ分けが生まれる。むしろ需要の掘り起こしが重要な局面において、選択肢が増え存在感が増すことはプラスと考えている」とし、「入居先のビルはクリエーターなどのスモールオフィスや個性豊かなレンタルスペースが集う、柔軟で魅力的なスポット。ビル全体でさまざまな化学反応が期待できる」と話す。

 「これまでよりもっと心地の良い、さまざまな刺激をもあえるユニークな空間で仕事がしたいという感性を共有軸に、さまざまな方々に集まっていただければ」とも。

 現在入居者を募集している。初期募集定員は40人。営業時間は9時~22時(土曜・日曜は10時~20時、ボードメンバー在席時は24時間営業)。

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