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古川聡さん、5カ月ぶりに地球帰還-渋谷でパブリックビューイング

無事地球に帰還しソユーズから降りてきた古川聡さんの様子を見守る鉢山中学校の生徒ら

無事地球に帰還しソユーズから降りてきた古川聡さんの様子を見守る鉢山中学校の生徒ら

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 渋谷区文化総合センター大和田(渋谷区桜丘町)3階「こども科学センター・ハチラボ」で11月22日、宇宙飛行士・古川聡さんらを乗せたロシアのソユーズ宇宙船の地球帰還の模様を視聴する「パブリックビューイング」が開かれた。

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 今年6月8日(日本時間)、古川さんらが乗ったソユーズはカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から出発。同月10日から国際宇宙ステーション(ISS)での滞在を開始し、古川さんは医師でもあることから、宇宙医学実験支援システムの技術実証実験やマランゴニ実験を行うなどし、約5カ月半(165日)滞在した。

 会場には、桑原敏武渋谷区長や理数教育重点校である鉢山中学校3年生約30人などが来場。宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)宇宙教育センター・宇宙教育指導者の小西隆介さんや「はやぶさ」帰還時時に現地に観測に行った秋田雄一郎さん、ロケットの打ち上げに10回以上足を運んでいる金木利憲さんによるソユーズに関する解説やクイズなどを行いながら着陸の瞬間を待った。

 同所ではJAXAによる配信をパブリックビューイング。午前11時すぎ(日本時間)に大気圏に突入し、同26分にカザフスタン共和国の草原地帯に着陸した。会場では20秒前からカウントダウンを行い、着陸の瞬間は映像に映らなかったものの場内からは拍手が沸き起こった。その後、2人の外国人宇宙飛行士に続き古川さんがソユーズから降り元気な姿を見せると再び拍手が起こった。

 鉢山中の塚越さんは「いろいろな国の人たちが協力していて、夢に向かって挑んでいる人たちは、みんなで協力することができるということをあらためて感じた」と感動した様子で話した。渋谷区在住の主婦・則竹さんは「体に負担があったり、リスクがあったりする中、それを超えて挑戦していくのはすごい」とし、宇宙飛行士になる夢を持つ長男(5)は「ブラックホールがあるところが好き。面白かった」とも。

 「事故が無くて良かった。古川さんの笑顔が見られて良かった」と小西さん。秋田さんも「トラブルがないのは地味だが大事なこと」とし、「(日本人最長となる)長期滞在を無事終えて、日本人としても誇らしい。今後の道しるべになるのでは」と話した。金木さんは「すごいと思ったのと同時に、やっぱり宇宙に行きたい」とも。

 日頃、子ども向けの科学実験や展示などを通じて数学・科学に対する興味啓発を行っている同施設ではこれまで、JAXA協力により小惑星探査機「はやぶさ」に関する展示など宇宙に関する企画も行っている。渋谷区生涯学習課放課後クラブ推進係係長の笠間武彦さんは「宇宙に関心を持ってもらって、宇宙開発の仕事に就くなど夢を持ってもらえたら」と期待を寄せた。

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