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渋谷で「三大映画祭週間」-カンヌ・ベルリンなど受賞作品9作品上映

2008年ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞(女優賞)「ハッピー・ラッキー・ゴー」より©2007 Untitled 06 Distribution Limited, Channel4 Television Corporation and UK Film Council. All Rights Reserved.

2008年ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞(女優賞)「ハッピー・ラッキー・ゴー」より©2007 Untitled 06 Distribution Limited, Channel4 Television Corporation and UK Film Council. All Rights Reserved.

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 ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区渋谷1、TEL 03-5468-5551)で8月13日から、「三愛映画祭週間2011」が開催されている。

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 カンヌ・ベルリン・ベネチアの三大映画祭で賞を受賞した作品が日本で「上映される機会が少なくなっている」ことから企画された。各映画祭で賞を受賞した作品7作に加え、特別上映作品2作を含めた計9作を上映する。

 作品は、新しく生まれてくる子どものため結婚を控えていた貧乏な警察学校の生徒である青年が、小遣い稼ぎで始めた仕事をきっかけに暗黒社会への道をたどることになる姿を描いた「キナタイ-マニラ・アンダーグラウンド-」(2000年カンヌ国際映画監督賞受賞、ブリランテ・メンドーサ監督)や小学校の低学年向けの教師である楽天的な30歳女性の前向きに生きる姿を描く「ハッピー・ラッキー・ゴー」(2008年ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞「女優賞」、マイク・リー監督)、1961年のカザフスタンを舞台に、ソ連発の宇宙飛行計画に従事する専門医の男の苦悩を描く「宇宙飛行士の医者」(2008年ベネチア国際映画銀獅子賞「監督賞」受賞、アレクセイ・ゲルマン・ジュニア監督)など。

 期間中、2009年ロカルノ国際映画祭金豹賞を受賞した「中国娘」(グオ・シャオルー監督、2009年)と2007年セザール賞最優秀監督賞・最優秀男優賞を受賞した「唇を閉ざせ」(ギヨーム・カネ監督、2006年)を特別上映する。

 鑑賞料は、1回券=1,500円、3回券=3,900円、5回券=5,000円ほか。今月26日まで。

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