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表参道のスターバックス、藤原ヒロシさんディレクションでリニューアル

新ロゴの看板を掲出する「スターバックスコーヒー 表参道B-SIDE店」の外観

新ロゴの看板を掲出する「スターバックスコーヒー 表参道B-SIDE店」の外観

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 表参道「GYRE」裏手の「STARBUCKS COFEE 表参道B-SIDE店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-377-6821)が3月、音楽プロデューサー・藤原ヒロシさんディレクションの下、リニューアルオープンした。

白や黒、ウッドを基調に仕上げた店内

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 2001年3月にオープンした同店。かねてより藤原さんと「何かできたら」と考えていたところ、隣接するテナントが空き、増床するタイミングだったことなどから今回のリニューアルに至った。

 藤原さんとスターバックスチームが共同で手掛けた同店は、緑が多く落ち着いた立地を生かし、「リラックス」「ナチュラル」をキーワードに改装。中心客層が10代後半~30代前半と、他店よりも客層が絞られていることもあり、「立地の客に合った店づくり」を目指した。

 店舗面積は211平方メートル。席数は店内71席、テラス17席の計88席。席間は広めにとったものの、席数は以前の約2倍に増えた。白や黒、ウッドを基調に「シック」な雰囲気に仕上げ、既存店でディスプレーしているコーヒーの写真などの掲出はやめ、壁面もシンプルに仕上げたほか、販売している茶葉の缶をディスプレーするなど、他店よりもティーを前面に打ち出している。

 1階ソファ席のエリアには「Kickback with blend at b-side(B-SIDEでコーヒーを飲んでリラックスしよう)」という藤原さんのメッセージを掲出。2階へ続く階段の壁面には、カップスリーブにも表記している注意書き「careful, the beverage you're about to enjoy is extremely hot」をネオン管でディスプレー。2階を中心に用意した本棚には、来店客に持参してもらった本などが並ぶ。店内では藤原さんセレクションのBGMを流す。

 基本メニューは以前と変わらないが、「ティーメニューを充実させてほしい」など利用客からの声も反映。「リラックス」をテーマに、ジャスミン緑茶にオレンジピールなどハーブを入れた紅茶とフルーツをミックスし、抽出方法も変えて濃い目に抽出したという「シェイクン オレンジ ジャスミン ティー」「シェイクン グレープフルーツ ジャスミン ティー」(いずれもトールサイズのみ、各420円)を限定メニューとして提供する。

 リニューアルから約1カ月。「落ち着いては来たが、(以前より)客数は増えている」とスターバックス コーヒー ジャパンマーケティング本部広報部コンシューマーPRチームの西垣友裕さん。「他の店舗と同じスターバックスなので、ちょっと寄ってくつろいだり楽しんでいただいたり、気分転換になるきっかけになれば」とも。今後も、限定メニューやグッズの導入も検討していく。

 先月16日から各地の店舗で導入が進んでいる新ロゴについては、「コーヒーストアというだけでなく、もっと大きな付加価値(体験)を提供するブランドに、という考えがベースにある」という。

 営業時間は8時~22時。

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