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ゾフ、表参道本店を大型改装し「ゾフ・パーク」に-全レーベル取りそろえ

フラッグシップショップ「Zoff Park Harajuku」の外観

フラッグシップショップ「Zoff Park Harajuku」の外観

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 原宿・神宮橋交差点近くの眼鏡ショップ「Zoff 表参道本店」が3月、フラッグシップショップ「Zoff Park Harajuku(ゾフ・パーク原宿)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5766-3501)にリニューアルした。経営はインターメスティック(神宮前6)。

「ビジネス」「トレンド」などカテゴリー別で商品をディスプレー

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 「3プライス」眼鏡を展開する同ブランド。ブランド誕生・同店オープン10周年を機にリニューアルし、「ケヤキ並木に囲まれた開放的空間」「眼鏡を楽しんでいただける『FUN』の提供」などをコンセプトに、店舗名も「公園」「広大な敷地」「パブリックスペース」の意味を持つ「Park」を店名に取り入れた。

 店舗面積は約76坪。コーポレートカラーのブルーとホワイトを採用した店内は、3プライスで区分けしていた従来のディスプレーから、「ライフスタイル、用途によって選びやすく」なるよう、「ベーシック」「ビジネス」「トレンド」など8つの商品カテゴリー分けるディスプレーに変更。柱の四面に全身鏡、壁一面を鏡張りにするなど店内には鏡を従来の10倍ほど取り付け、店内がより明るくなる効果や店舗外からの視野性アップなどを図った。

 同ブランドで展開する全レーベルを唯一そろえるショップで、「consomme(コンソメ)」(9,450円~1万5,750円)、メンズレーベル「DearHOLDEN(ディア・ホールデン)、新たに導入した女性向けの「ゾフ・ラテ」ほか、計2,000種を扱う。「花粉が付きにくい」静電気防止レンズや紫外線に触れるとクリアレンズからグレーやブラウンへ段階的に色が変わる「調光レンズ」など、他店で取り扱いのない特殊レンズのオーダーも同店のみで受け付ける。

 同店ではほかにも、不要になった眼鏡の引き取りも受け付け、持ち込まれた眼鏡は社会奉仕団体「ライオンズクラブ」を通じて、清掃・修理を施した後、発展途上国の人たちに送る活動も行っている。

 8割の来店客が20~30代という同店。リニューアル後、客層には大きな変化がないというが、「(店舗外からの)視認性が高まったことで来店客数が増えた」と同社広報の福原恵子さん。「ブランドの情報発信、ブランドを体現できる場所として機能させていきたい」と話す。

 営業時間は11時~20時30分。東日本大震災を受け同社では、日本赤十字社を通じ1,000万円の義援金を寄付したほか、眼鏡1万本の寄贈準備を進めており、用意できた2,000本を先週末、宮城県に送った。

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