ビオ小麦を使うベーカリー「モワザン」-ドンク、アトレ恵比寿に新業態

グリーンとピンクを基調にした「モワザンアトレ恵比寿店」の外観

グリーンとピンクを基調にした「モワザンアトレ恵比寿店」の外観

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 アトレ恵比寿に7月29日、ベーカリー「MOISAN(モワザン)アトレ恵比寿店」(渋谷区恵比寿南1、TEL 03-5475-8486)がオープンした。場所はJR恵比寿駅西口改札前で、ドンク(本社=神戸市東灘区)が手がける。

店頭にはオーガニック素材を使ったパンをそろえる

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 1997年創業で、小麦粉などすべてオーガニック食材を使うパリのベーカリー「Le Pain au Naturel MOiSAN」と同社が提携し立ち上げた同業態。パリ店と同じビオ小麦を輸入し、同じレシピで作り焼き上げたパンを販売する。恵比寿店は、そごう心斎橋店(2005年9月オープン、2009年閉店)、そごう千葉店(2006年5月)に続く3店舗目。

 恵比寿エリアの客層について、ブランドマネジャーの上澤祐さんは「感度が高くオーガニックやヘルシーという食のスタイルにこだわりを持つ方が多い」とし、「『モワザン』のブランドイメージと、ターゲットである30~40代の女性で、特に健康や食にこだわりのある人と合致すると考えた」と話す。

 店舗面積は23坪。パリの店を「できる限り再現」したという同店。ファサードはグリーンとピンクを基調にしたほか、店内は「ナチュラルで落ち着いた雰囲気」に仕上げた。

 店内では約50種の商品をそろえる。楽器のフルートから命名したというフランスパン「フリュート」(315円)やフランス産ビオバターを使用する「クロワッサン」(273円)、製造に3日かかるという長さ50センチのパン「サン・ジョン」(カット売り、100グラム158円)などパリの店でも扱う商品に加え、ミニサイズの「フリュート」に豚肉のパテやピクルスなどをサンドした「パテ ド カンパーニュ」(619円)、日替わりサンドイッチ、週替わりサラダなどが入った「ランチボックス」(1日10セット限定、735円)など同店オリジナル商品もそろえる。客単価は700円。

 オープン後の客層は、「30~40代の女性を中心に、20代の学生や50~60代の近隣にお住まいの方など幅広い」。クロワッサンやクイニィアマンなどが人気で、ランチボックスは店頭に並べてからあまり時間を置かず売り切れるという。上澤さんは「朝食向けなどの軽い商品から、夕食向けの食事パンまで幅広くそろえているので、オフィスワーカーの方からショッピング帰りの方まで気軽に利用いただける店にしていきたい」と話す。

 営業時間は7時~21時30分(土曜・日曜は8時~)。同店隣に8月下旬、イタリアンバール「ANTICO CAFFE ALAVIS(アンティコ カフェ アルアビス)」もオープンを予定する。

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