代々木公園に「ワイアードカフェ フィット」-カフェ・カンパニーが新業態

フィットネスを行う開放的なスタジオ空間。プログラム開催時以外はカフェスペースになる

フィットネスを行う開放的なスタジオ空間。プログラム開催時以外はカフェスペースになる

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 代々木公園内に7月1日、カフェとアウトドアフィットネスクラブを融合させた「WIRED CAFE<>FIT(ワイアードカフェ フィット)」(渋谷区神南2、TEL 03-5738-2446)がオープンする。運営はカフェ・カンパニー(渋谷1)。

ブランドカラーのオレンジを配した外観

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 同社が展開するカフェ「WIRED CAFE」と、「都市型」アウトドアフィットネスクラブ「WIRED FIT」を融合させした「コミュニティ・プレイス」を目指す。出店先はライブハウス「SHIBUYA BOXX」内のカフェ「@FUTUREネットcafe」跡で、同ライブハウスを運営するディスクガレージ(目黒区)から同スペースでのカフェ展開について相談を受けたカフェ・カンパニーのプロジェクトチームが、芝生のある環境などから「カフェとアウトドアフィットネスを融合させたら面白い場所になるのでは」と考えた。

 店舗面積は約40坪で、席数は28席を用意する。エントランスなど随所にブランドカラーであるオレンジを配色したほか、エントランス近くには自転車用ロッカーを設置。もともとあったトレーラーハウスをはじめ、廃材などを「できる限り」リユースし、カフェ内キッチンカウンター下部や壁面などの木材は手作業で張り付けるなど「温かみのある」空間に仕上げた。シャワールームは男女ともに4ブースを設置したほか、ドライヤーやストレートアイロンも用意する。

 カフェで提供するメニューは「ヘルスコンシャス」をコンセプトに展開。ショウガを使った「WAKOカレー」(860円)や、根菜や豆類を使用した食べるスープ「デトックススープ」(ブレッド付き、630円)、「フレッシュミクソロジー」(500円~)、「ズッキーニブレッド」(490円)、「キャロットケイク」(530円)など。ほかにも、Leeとコラボレーションしたオリジナルワークウエアブランド「PLAY WORK」の商品も販売する。

 フィットネスプログラムは、葉山のフィットネスクラブ「BEACH」を運営するBEACH TOWN(横浜市中区)の企画・監修によるもの。プログラムは、ヨガやピラティス、ジャイロキネシスなどの「コンディショニングプログラム」や、代々木公園を使ったウオーキング・ラン、有酸素運動とヨガを組み合わせた「way」など。

 同社第2企画開発部部長の當間一弘さんは「公園という多様な人が集う場所を、もっとコミュニティーの場として盛り上げていきたい。この場所を通じて、普段は会うことのない方々同士のコミュニティーが生まれていけば」と話す。「スポーツをしたい人やカフェでくつろぎたい人などが垣根なしに集える間口の広さがこの場所の良いところ。皆さんにとって集い場になれば」とも。

 フィットネスプログラムの月額利用料は、「レギュラー会員」=9,800円、平日のみ利用可能な「ウイークデー会員」=7,000円、週末のみ利用可能な「ウイークエンド会員」=8,400円。そのほか、「ラン&ウオーク会員」(月額2,000円)、チケット制の「ドロップイン」(1回利用券の場合、フィットネスプログラム=2,500円、ラン&ウオーク=500円)なども用意。オプションでヨガマット・タオルもレンタル(各300円)する。別途初回登録料2,000円。

 営業時間は7時~23時。

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