ハワイ発クイックサービスレストラン「L&L」、渋谷・宇田川町に国内初出店

2階の窓ガラスに波やサーファーのデザインを掲出した外観

2階の窓ガラスに波やサーファーのデザインを掲出した外観

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 井の頭通り沿いの東急ハンズ隣に6月7日、ハワイ発クイックサービスレストラン「L&L Hawaiian Barbecue(以下L&L)」の国内1号店(渋谷区宇田川町、TEL 03-3463-0141)がオープンした。経営はL&L Japan(宇田川町)。

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 1976年にハワイで創業した同店。「ロコモコ」「バーベキュー」などをプレートランチスタイルで提供。20代の学生を中心に10~40代の幅広い年代の利用があるという。現在、ハワイに約50店舗、米全土で約200店舗を展開。米国外ではサモアとニュージーランドに出店。渋谷店は国内初出店となる。

 30年ほど前、ハワイの大学に通っていたL&L Japan社長の森亮介さんがプレートランチを食べ、その味に感動。そのころから「いつか日本でも紹介したい」と考えていたという。5年ほど前、ハワイ出身で同社のスチュワート・カバルホ副社長と出会い、ハワイに数あるプレートランチを提供する店の中でも「L&Lはマクドナルドと同じくらい有名」だという話を聞き、日本での出店を決めたという。今回、米本社とフランチャイズ契約を結び出店に至った。

 森さんは「渋谷生まれ、渋谷育ちなので、渋谷に出店と考えていたが、なかなか良い場所に巡り合えなかった。渋谷にいる方々に当店の料理が合っている、ヒットすると思った」と話す。「渋谷という街は、今後フランチャイズを募っていくうえで良い宣伝になる。当店から全国の方へL&Lの情報を発信していきたい」とも。

 以前、「ブルーシールカフェ渋谷店」が出店していた同所。店舗面積は1階~3階の計約48坪。席数は70席ほどを用意。ファサードはガラス張りにしたほか、2階の窓ガラスには波やサーファーなどのデザインを掲出した。店内は、ヤシの木やサーフボード、ハワイの旗を飾るなどで「ハワイをイメージして」仕上げたほか、1階の壁にはiPad3台を設置。3階には「フラダンスなど発表の場に使ってほしい」とミニステージを用意した。

 メニューは、「BBQビーフ」(レギュラー=1,200円、ミニ=700円)、オリジナルのグレービーソースを使った「ロコモコ」(同=980円、同=500円)や、ショートリブやバーベキューチキン、バーベキュービーフの3種の肉が入った「BBQミックスプレート」(1,380円)、「ヘルシアBBQチキン」「ヘルシアガーリックシュリンプ」(以上各850円)などのプレートランチを中心に、「パイナップルバーガー」(490円)、「スパムむすび」(280円)などのサイドメニューも用意。客単価は1,000円を見込む。

 そのほか、Tシャツ(2,000円)やポロシャツ、キャップ(以上2,500円)などのオリジナルグッズも販売。

 「ハワイではテークアウトが中心で、プレートランチを持って行って食べるのがハワイアンスタイル。代々木公園や松濤公園、オフィスなどお客さま自身に一番合った場所で食べていただきたい」と森さん。「大盛りが好きな人はぜひ来店いただき、当店で腹いっぱい食べていただきたい。200%日本人の口に合う味、一度食べたらやみつきになるはず」と自信をみせる。

 営業時間は10時~22時。7月からはモーニングの開始も予定する。同社は今後、3年で、7~8店舗を展開する計画。

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