外苑前にサイクリスト向け拠点「ファンステ」-専門誌が開設、ジテツウ支援

「ファンライドステーション プラス ランステ」がオープン。店内にはロッカーなどを設置するほか自転車関連商品の展示なども行う

「ファンライドステーション プラス ランステ」がオープン。店内にはロッカーなどを設置するほか自転車関連商品の展示なども行う

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 外苑前駅近く3月1日、サイクリスト向け拠点「ファンライドステーション プラス ランステ(以下ファンステ)」(港区北青山2、TEL 03-6447-2720)がオープンした。自転車雑誌「月刊ファンライド」の刊行などを手がけるアールビーズ(渋谷区神宮前2)が経営する。

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 ランナー向けのコミュニティースペース「ランナーズステーション」(千代田区)や「ランナーズステーションプラスバイク」(同)の姉妹店となる同拠点。自転車通勤者などのサイクリストをメーンターゲットに据える。

 同社ファンライドセクション課長の大倉一彦さんは「先行2拠点の実績を踏まえ、『ジテツウ』(=自転車通勤)を応援する場としてオープンした」とし、出店場所について、「(当所は)自転車の街というイメージが強くサイクリストも多い。外苑かいわいの企業の方に限らず、銀座線の利便性も意識した」と話す。

 店舗面積は47坪。ファサードはオープンテラスにし、「誰でも入りやすい雰囲気」にしたほか、汚れたり傷ついたりしても大丈夫なように、「足場用の材木」を店内の床材に使うなど、「サイクリストの立場に立った」設計を施したという。

 自転車の駐輪スペースは店内(会員用)=39台、オープンテラス(ビジター用)=20台程度を設置。会員には専用ラックや保管用ロッカーを提供するほか、ビジター利用も可能なシャワー・更衣室、ランナー用のロッカー80基(男性=54、女性=26)も用意する。

 使用料は、サイクル会員(専用バイクラック、専用ロッカー、シャワー・更衣室利用=月額2万3,000円)、サイクルビジター(バイクラック駐輪、シャワー・更衣室利用=日額1,500円)、ランニングレギュラー会員(4回分の利用権=月額2,000円)、ランニングビジター=1回700円ほか。同店では、自転車のメンテナンスや自転車通勤などに関するセミナー開催、「ファンライド」掲載商品の展示なども行う。

 大倉さんは「現在の利用者は『ファンライド』読者が中心で、男女比は7:3程度」とし、「自転車通勤の普及につながれば良いが、あらゆるサイクリストのための情報ステーションにしていきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は7時~22時30分(土曜=8時~22時、日曜・祝日=8時~18時)。

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