写美で「旅」をテーマに大規模シリーズ展-第1弾企画「東方へ」

「鎌倉の大仏」(撮影者不詳、1870~80年代、鶏卵紙に手彩色、東京都写真美術館蔵)

「鎌倉の大仏」(撮影者不詳、1870~80年代、鶏卵紙に手彩色、東京都写真美術館蔵)

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 「旅」を切り口にした写真を一堂に紹介するシリーズ企画展「旅」の第1部「東方へ 19世紀写真術の旅」が現在、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)で開催されている。

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 同館が所蔵する2万7,000点以上の作品群から旅をテーマにした写真作品のみを選び、半年間で3部門にわたり作品を公開する。「東方へ」と題した今回は、写真術の黎明期でもある19世紀の収蔵写真群から、日本で外国人旅行者の土産用に大量製作された手彩色写真「横浜写真」や、ヨーロッパから東アジアへの調査旅行中に「カロタイプ」技法で撮影された記録写真などに着目する。

 会場には、1863年に来日し幕末から明治の日本を写したイタリア系英国人写真家フェリーチェ・ベアトや、ベアトの助手として写真技術を学んだ日下部金兵衛など、横浜写真を代表する作家のコレクションが並ぶ。東アジアの記録写真からは、1870年ごろの中国各地を訪れ、労働者や農民など庶民の生活をとらえたスコットランド出身の写真家ジョン・トムソンの作品も。

 今月24日には、写真家・写真評論家の港千尋さんによるトークイベントも開催する。

 開館時間は10時~18時(木曜・金曜は20時まで)。月曜休館(月曜が祝祭日の場合はその翌日)。入場料は、一般=500円、学生=400円ほか。7月12日まで。同シリーズ第2弾「異郷へ 写真家たちのセンチメンタル・ジャーニー」は7月18日から。

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