ビームス、原宿に新プロジェクト「トーキョー カルチャート」旗艦店

「トーキョー カルチャートバイ ビームス」旗艦店内の様子。フィギュアや自転車、ウエアなどのアイテムを扱う

「トーキョー カルチャートバイ ビームス」旗艦店内の様子。フィギュアや自転車、ウエアなどのアイテムを扱う

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 ビームスは昨年12月18日、ビームス原宿(渋谷区神宮前3)3階に、「東京」のアート、デザイン、カルチャーを世界に発信する新プロジェクト「TOKYO CULTUART by BEAMS(トーキョー カルチャートバイ ビームス)」の旗艦店(TEL 03-3470-3251)をオープンした。

カスタムペインター倉科昌高さんの作品

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 従来フリースペースだったフロアを改装した店内は、「クリエーティブオフィス」をイメージし、商談用テーブルやディレクターのデスクなどを配置。デスク周辺にはフィギュアやプラモデル、書籍などを並べ、リアルなオフィスに見立てた。プロジェクト名の「CULTUART」は、「CULT(熱狂)」「CULTURE(文化)」「ART(芸術)」を合わせた造語で、元ビームスTのディレクター永井秀二さんが商品セレクトなどのプロデュースを手掛ける。店舗面積は約90平方メートル。

 店内では、いすの背もたれなどに無造作にかけられたジャケットなどをはじめ、デスクに置いたフィギュアや限定トイ、壁面のアート作品などを商品として販売する。車のボディーにアニメやゲームのキャラクターをあしらった「痛車」のプラモデル(3,780円)や、「AIBO」のデザインを手掛けたことでも知られるイラストレーター空山基さんのイラスト作品(150万円)なども。「さまざまなジャンルを横断することで、混沌(こんとん)とした東京らしさを表現している」(同社)という。

 このほか、横尾忠則さんの作品「大仏猫」(12万6,000円)や、ヘルメットやバケツなどさまざまな立体物でペイント作品を制作するカスタムペインター倉科昌高さんの作品「PIN ART」(18万9,000円)、2000年に結成した気鋭のアートユニット「GELCHOP(ゲルチョップ)」によるウサギをイメージした壁飾りなど、著名アーティストから若手まで幅広い作品を取りそろえる。今後は海外進出も視野に入れ、展覧会などのイベントも予定している。

 営業時間は11時~20時。

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