恵比寿駅前に巨大地下レストラン&ラウンジ-「クラゲ水槽」も

店内バーラウンジ

店内バーラウンジ

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 恵比寿周辺エリアで焼き鳥店「ももたろう」などの飲食店を展開するジャパンチキンフードサービス(本店=神戸市)は、9月12日に開業した恵比寿駅前の商業施設「EBISU Q PLAZA(エビスキュープラザ)」(恵比寿1)地下1階に新業態のレストラン・バーラウンジ「MEDUSA(メデューサ)」(TEL 03-6408-6688)をオープンした。

店内には巨大クラゲ水槽やガス灯のファイヤーシャンデリアも

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 同社は2000年、神戸の人気焼き鳥店「ももたろう」の都内1号店となった恵比寿店(恵比寿西1)の出店を皮切りに、恵比寿駅周辺でドミナント出店を進めてきた。和レストラン「sacra(サクラ)」やチャコールレストラン「KABTO(カブト)」など和食業態をベースに展開してきた直営店は、ほとんどが駅から徒歩3分以内に店を構える。2005年にはレストラン・バー「LUXIS(ラグシス)」を同じく恵比寿西口に開業、洋食店経営にも乗り出した。

 店を開いた「EBISU Q PLAZA」は、東急不動産が開発・運営を手掛け、1階~2階にはアウトドアブランド「モンベル」、3階~5階には東急スポーツオアシスの直営フィットネス・リラクゼーション施設「オアシス ラフィール」がそれぞれ入居。飲食フロアは最上階の6階(和食レストラン「KICHIRI EBISU」)と同店が入る地下1階の2フロアを占める。

 イタリア語で「くらげ」の別称としても使われる店名の「メデューサ」に合わせるかたちで、店舗面積約575平方メートルの巨大な地下空間には、3つの大きな水槽に観賞用の「水クラゲ」を泳がせる。熱帯魚などの水槽で「水族館レストラン」としても知れられる「ラグシス」業態に続く大型水槽の採用で、動きのある内装に仕上げた。

 店舗は、銀箔(ぱく)のシルバーをテーマカラーに、重厚感のあるデザインで「大人の社交場」をイメージ。水槽に加え、ブラックアルミニウム製のエントランス自動ドアやガス灯の「ファイヤーシャンデリア」などのインテリアも特徴。店内はバーカウンターやソファ席を設けるバーラウンジとレストランスペースで構成。VIPルームや半個室を含む個室(別途部屋代が必要)には一部カラオケ機能も備えるなど、パーティーや接待にも対応する。総席数は約300席。

 メニューはイタリアンをベースに、シーフードとチャコールグリルを主力に提供。旬なカキ3種類を乗せた「オイスタープレート」(各種2ピース=2,310円、3ピース=3,465円)や、「有機野菜のガーデン風バーニャカウダ」(1,890円)などのサラダ類のほか、パスタは「ズワイガニとイチョウガニのカニミソ 京水菜のペペロンチーニ」(1,449円)など10種類以上、ピザは「マルゲリータ」(1,260円)などの定番を中心にナポリ風の生地を窯(かま)で焼き上げる。

 主力のチャコールグリルは「メカジキの炭火焼き シチリア風 キブロス島の天然結晶塩を添えて」(2,310円)や「スペシャル」としてラインアップした「極上佐賀牛」の炭火焼き(5,040円~)などを提供する。パティシエ手作りのデザートは「ミルフィーユショコラ パニラアイス添え」(1,260円)など。

 ワインはボトル500種類以上で、3千円台からビンテージの10万円以上するものまで幅広く取りそろえる。カクテルは682円~で、コーヒーリキュール、スチームミルクなどを使ったオリジナルカクテル「メデューサアイ」(997円)なども。生ビールは609円~。客単価5,000~6,000円を見込む。

 同社広報担当者は「20代後半~50代まで幅広い年齢層がターゲット。会社の集まりや接待、カップルのデートなどいろいろなシーンに対応できる『遊び慣れた』大人向けの社交場を目指す」と話している。

 営業時間は16時~翌4時(ラストオーダー)。

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