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オランダ発デザインムーブメント「droog」、恵比寿に日本初拠点

材木置き場をモダンに改装した店内(写真)にはユニークな発想でデザインされたアイテムがそろう

材木置き場をモダンに改装した店内(写真)にはユニークな発想でデザインされたアイテムがそろう

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 壁に貼ると額縁に変身するテープや、一見固そうに見え触れるとぐにゃりと曲がるフラワーベースなど、既成概念にとらわれない自由な発想の商品がそろう新感覚のインテリア・雑貨ショールーム「droog(ドローグ)」(渋谷区恵比寿2、TEL 03-5795-1889)が6月6日、恵比寿東口にオープンした。

木材置き場をモダンに改装した店舗外観

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 昔ながらの街並みも一部残るオフィス街の裏手に出現した真っ白な建物。材木置き場をモダンに改装した空間には、思わず触れたくなるようなインテリアや雑貨が所狭しと並ぶ。作品はすべて、オランダ発のデザインムーブメント「ドローグ」から生まれたもの。

 ドローグは1993年、ジュエリー、プロダクトデザイナーのハイス・バッカーさんとデザイン評論家レニー・ラーマーカスさんが「画一化されたデザイン概念を打ち破ろう」と従来とは異なるデザインアプローチを呼びかけたことに端を発し、これまで100人以上のデザイナーが参加する息の長いプロジェクトに成長した。

 日本でもイデーなど一部インテリアショップで取り扱いはあったが、今回創始者の1人ハイス・バッカーさんのジュエリーを日本に紹介してきた縁もあり、道を挟んで向かいに店を構えるコンテンポラリー・ジュエリーギャラリー「gallery deux poissons」(本社=ドゥポワソン)が日本窓口を担当することになった。

 オランダ国外初のショールームは、広さ約20平方メートルと小規模ながらも、装飾を排した外観と天井の高さを生かした真っ白な空間でウィットに富んだ作品の個性を際立せる。「作品紹介や販売にとどまらず、今後さまざまな企画を仕掛けていく」(同社・服部航さん)という。

 初期作品「ラグチェア(Rag chair)」(1,029,000円)は、15の毛布や古着などで作った袋を重ねてできたドローグの中でも象徴的な作品。ほかにも、自由なアイデアで通常はインテリアに使わない素材を取り入れた作品は多い。赤ワイン、白ワイン用の2つのグラスが姿を変えたのは「ドアベル」。「ボトムスアップドアベル(Bottoms up doorbell)」(35,700円)と呼ばれるこの作品は、2つ逆さに並べたワイングラスを電磁石で鳴らし、「乾杯するように」来客を迎えられるもの。

 各デザイナーのユーモアが集結したコレクションの中には、一見すると使い方の分からないユニークな作品も。テニスボール大のカラフルな丸いスポンジは、バーベキューにも登場しそうなシルバーのトング状の持ち手で挟んで使う。食器洗い用の「ディッシュモブ(Dishmob)」(1,470円)で、スポンジはスペアも別売りで販売する。

 ソフトポリウレタン製の「ソフト・ウオッシュボウル(Soft washbowl)」(115,500円)、「ソフトベース(Soft vase)」(36,750円)は、普段使う洗面台、フラワーベースと思って触れると、ぐにゃりと柔らかい感触が新鮮。ポケット付きバスマット「マットウオーク(Matwalk)」(8,400円)はスリッパのようにポケットに足を入れると、濡れた足で歩くことやそのまま床掃除ができる優れもの。使う側の「想像力」をかき立てられる商品がギフトにも向きそうだ。

 ドローグデザインの服部さんは、ショールームに置かれたこれらの作品を前に「droogはオランダ語で『乾いた・何も付けていない』などの意味。シンプルでも、使う人にインスピレーションを与えるユーモアのある作品が加速する消費社会へのアンチテーゼになる」と、ドローグの「基準」を説明する。日本に拠点を設けたことで「今後は日本のデザイナーや企業とも組んで(ドローグ)ムーブメントのすそ野を広げていく」(同)という。

 ショールームはショップとして金曜・土曜のみ一般にも開放。営業時間は12時~20時。

看板のない白一色のシンプルな外観(関連画像)15の毛布や古着などで作った「ラグチェア」(関連画像)ボール状のカラフルなスポンジ(関連画像)droog

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