南青山に北欧アンティーク店-「黄金時代」の家具中心に

店内には年代、デザイナーを問わず北欧デンマークから集められたアンティークが並ぶ

店内には年代、デザイナーを問わず北欧デンマークから集められたアンティークが並ぶ

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 家具調度品などの買い入れや輸入販売を手がけるルカ(港区南青山6)は9月、南青山に北欧のアンティークを扱う同社初の直営店「ルカ スカンジナビア」(同、TEL 03-3486-0558)を本格オープンした。

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 北欧家具の「黄金時代」とされる1930~70年代ごろに作られた中古家具を中心に、陶磁器やガラスなどの工芸品も販売。商品はオーナー自ら北欧デンマークなどで買い付けを行い、「北欧ならでは」のデザインが楽しめるインテリアを取りそろえた。場所は骨董通り沿いのビル2階。

 オーナーの輿石(こしいし)朋敦さんが現地で商品を調達する際、特にこだわるのは「工芸的に優れているもの、デザインが明確なもの」(輿石さん)。デザイナーや職人の目指したものや思いが伝わるような品物を見定め、買い付けに反映させているという。

 約13坪の店内には、1960年代初めごろに作られたブラジリアンローズウッドのサイドボード(デザイナー不詳、609,000円)や、デンマークのデザイナー、オーレ・ヴァンシャーによる1960年代のアームチェア(1脚=630,000円)、ゆるやかな曲線が美しいウォルナット材のコーヒーテーブル(フリッツ・ヘニングセン、315,000円)など、オーナーの感性で選ばれたアンティークが並ぶ。

 これらの北欧家具は、輿石さんにとって「洗練された奇をてらわないデザインで、日本人の気質にも合うインテリア」だという。デザイナーや年代にこだわりはなく、中古品やアンティークもソファーなどで布の張り替えを行うなど、丁寧に手入れしている。店では飾り皿やカップ&ソーサー、ベースなどの工芸品も扱う。

 営業時間は12時~19時。火曜定休。

ルカ スカンジナビア

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