「活版印刷」テーマに企画展、欧文活字など希少品販売

渋谷で「印刷解体」展(写真=活字を拾う来場者、一昨年の様子)

渋谷で「印刷解体」展(写真=活字を拾う来場者、一昨年の様子)

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 ロゴスギャラリー(渋谷パルコ・パート1、TEL 03-3496-1287)は9月29日より、活版印刷の歴史を追う「印刷解体」シリーズ最後の企画展「印刷解体Vol.3 LAST!」を開催する。

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 同シリーズは、港区南青山6の古書店「日月堂」の協力のもと、一昨年、昨年の2回にわたり開催されてきた好評企画。在庫などの関係から最後の開催となる今回は、印刷物用に文字組み版を作るために使われる「活字」のバラ売りを強化、希少価値の高い欧文活字も書体やサイズなど種類豊富に揃えた。活字は欧文・和文を含め、文字以外のスペースに詰める材料など、版を組む作業に必要なものをすべて揃えるという。

 会場ではほかに、年賀状や見舞い状など実際に使用できる組版(デッドストック)をはじめ、罫線裁断機や文線箱、用紙なども併せて展開。チラシや書体見本など印刷技術の変遷を伝える紙媒体や、印刷、タイポグラフィーなどに関わる書籍、雑誌も販売する。9月30日、10月6日、10月15日には、活版印刷による名刺のフルオーダー受注会も開催(参加には事前予約が必要)。入場無料。10月16日まで。(写真=活字を拾う来場者、一昨年の様子)

ロゴスギャラリー

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