たばこと塩の博物館、「東海道人気」を浮世絵で紹介

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たばこと塩の博物館(神南1、TEL 03-3476-2041)では4月23日より、同館特別展示室で企画展「浮世絵で楽しむ江戸の旅~東海道宿場めぐり」を開催する。東海道は古くから重要な街道だったが、天保4年(1833年)、初代・歌川広重が描いた東海道の各宿場の風景画が、保栄堂という版元から出版され人気を博した。広重が描いたシリーズの中で最も有名な保栄堂版「東海道五十三次」と呼ばれるシリーズが成功したことにより、その後、東海道を描いた浮世絵が次々と制作された。同展では、東海道に関する様々な浮世絵を展示するもので、保栄堂版「東海道五十三次」をはじめ、広重が描いた他の東海道シリーズ、広重以外の絵師が描いた作品など約130点を展示する。また、旅の名物になっていた「吐月峰の竹の灰吹き」や「水口きせる」などの喫煙具もあわせて展示し、当時の旅や宿場の様子、東海道人気を紹介する。入館料は大人100円、小・中・高校生50円。5月22日まで。(写真=歌川広重画「東海道五拾三次之内 御油旅人留女」)たばこと塩の博物館

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