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サンロッカーズ渋谷、三河に勝利 追い上げられるも「強気を失わなかった」

15得点8アシストなどをマークしたジャン・ローレンス・ジャーパージュニア選手(写真中央手前)

15得点8アシストなどをマークしたジャン・ローレンス・ジャーパージュニア選手(写真中央手前)

 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷が4月5日、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)でシーホース三河(以下、三河)と対戦し94‐84で勝利した。

第1Qのラストにブザービーターを決めたディディ・ロウザダ選手

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 ディディ・ロウザダ選手が立ち上がりから得点を引っ張ったこの日。積極的なアタックから得たフリースロー6本や、ボードを使った3ポイント(P)シュートなど、第1クオーター(Q)で16得点を挙げる。同Q残り5.1秒から攻撃の場面でコートに立つと、守備2人をかわしてシュートを決め場内を沸かせた。チームとして、アタックからのパスを回しオープンの3Pシュートを打つ場面が多く、55%の高確率で決めた。

 29‐24で迎えた第2Q。ドンテ・グランタム選手、ベンドラメ礼生選手の3Pシュート、野崎(崎はたつさき)零也選手のアタックなどでの得点に加え、トーマス・ウェルシュ選手が体を張った守備を見せ、リードを広げることに成功。ミスが続くなどした同Q中盤に点差を詰められるが、ジョシュ・ホーキンソン選手が守備の隙を突いた得点や、タフなシュートを打たせる好守を見せる。速攻に走ったロウザダ選手がステップで守備をかわし得点を挙げ、再び2桁リードを奪った。

 50‐39で迎えた後半序盤は、一時この日最大となる17点のリードを奪う。しかし、三河のアタックや3Pシュートを抑えきれず、攻撃でもミスが散見し、63‐63の同点で最終Qへ突入。

 最終Q序盤に逆転を許すが、「強気を失わなかった」(ホーキンソン選手)。トロイ・マーフィージュニア選手を皮切りに、ロウザダ選手の連続得点などで再びリードを奪う。ハーパージュニア選手も、「(田中)大貴さんなど皆が空いたらどんどん打つよう話してくれているので、自信を持って打てている」と、この日4本目となる3Pシュートを決めた。さらに、「試合を通して(三河の)長野(誠史)さんにずっとやられていて、これじゃだめだと思って意地でも止めようと思った」と、三河の得点を引っ張っていた長野選手のシュートをブロックした。

 終盤、重量級の「オフェンスマシーン」ダバンテ・ガードナー選手を擁する三河に対し、「3Pシュートをカバーするため」、機動力を重視した選手を起用したSR渋谷。采配が当たり、同Qはガードナー選手を3得点に抑えることに成功。マッチアップしたホーキンソン選手は、「よりアグレッシブにプレーし、簡単にシュートチャンスを与えないようにできた」と振り返った。加えて、「彼の弱点の一つはディフェンスだと思う。そこを突く必要があり、彼がマークしている選手を見つけ、誰を組み合わせてアタックするかを考えてプレーできた」と、攻撃ではガードナー選手相手に、ホーキンソン選手は3Pシュートを、グランタム選手はアタックから得点をそれぞれ挙げた。

 ここ最近は最終Qで競り負ける試合が多かった。ゾラン・マルティッチHCは「精神的にもきつく、そのような展開に慣れてしまうこともあり得る中で、もう一回ファイトバックして突き放して勝てたのは、選手が頑張ってくれたからこその大きな勝ち」と喜びを表現。前日の試合後からこの試合の前まで、多くの選手に「やればできるのだから、絶対に疑わないように」と声をかけたと言い、「自信をもって戦えた」と話した。

 「自分たちから積極的にやろうと話していたことができた」と振り返ったハーパージュニア選手。今月1日の試合後、グランタム選手が「残り4分を切って接戦になったら全然勝てていないが、それは全部メンタルだ」と話したことを明かし、「強いメンタルで臨み、それを維持することを意識したからこそ、接戦をものにできたのかな」と続けた。

 シーズンも終盤を迎えた。ホーキンソン選手は、「今、リーグのトップチームと互角に戦えていることは誇りに思っている。今シーズンは厳しい状況だが、どんな状況でも決して諦めず、最後まで戦い抜く姿勢を大切に、残りの試合をチームメイトと共に戦い抜きたい」と話した。

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