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サンロッカーズ渋谷、渋谷区長に区の花「ハナショウブ」色のユニホーム進呈

長谷部健渋谷区長(右)に渋谷区の花「ハナショウブ」色のユニホームを進呈した

長谷部健渋谷区長(右)に渋谷区の花「ハナショウブ」色のユニホームを進呈した

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が11月28日、長谷部健渋谷区長を表敬訪問し、区の花「ハナショウブ」色のユニホームを進呈した。

胸元に「Shibuya」の文字が入るユニホーム

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 2016(平成28)年のBリーグ開幕に合わせ渋谷区をホームタウンに、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)をメインのホームアリーナに戦っているSR渋谷。「サン(3)ロッ(6)カーズ」の語呂合わせで3月6日を「サンロッカーズの日」に制定していることから、3月のホーム試合を「SHIBUYA SHOOTOUT」と称し、渋谷を盛り上げる企画などを展開している。その一環として、2018-19シーズンにハナショウブの色である紫色を基調としたユニホームを初めて着用した。

 今回、2021-22シーズン、2022-23シーズンに次ぐ、3季ぶり4回目として企画。2026-27シーズンに開幕する新たなトップリーグ「B.PREMIER(B.プレミア)」参入に伴い、ホームタウン・アリーナを移転することから、今季が渋谷区をホームに戦う最後の年となっている。その「感謝と誇り」の思いを込めた。クラブを運営するサンロッカーズの神田康範社長は、渋谷区をホームに活動して10周年であることに触れつつ「渋谷区に受け入れてもらえなかったら、サンロッカーズとして続いていたかも分からないということを考えるとクラブとして非常に感謝している。生まれた場所という気持ちでいるので、クラブも選手にとっても大事な場所」と、区への思いを語った。

 ユニホームは紫色を基調に、胸元にはチームカラーである黄色をアクセントにした「Shibuya」の文字をあしらう。サイドは、黒色でスクランブル交差点をモチーフにした模様を入れている。紫色のユニホームは、ファーストの黄色、セカンドの白色、12月の試合で着用するサードの黒色に次ぐフォースカラーとなる。

 長谷部健渋谷区長は「渋谷カラーのユニホーム、うれしい。大切にします」と喜び、「(今季限りで移転することは)寂しい思いもあるが未来の話もしていきたい。また胸元に『SHIBUYA』という文字が戻ってくる日があれば」と期待を込めた。

 紫色のユニホームは、12月27日・28日の大阪エヴェッサ戦をはじめとする4試合で着用。「サンロッカーズの日」がある3月に行われる試合でも着用を予定している。

 長谷部区長は12月28日の試合を観戦予定。紫色のユニホームを着用した試合はこれまで5勝3敗と勝ち越しているほか、「僕も見に行くとよく勝っているので、楽しみ」とも。

 B1リーグは現在、日本代表活動のため中断期間となっている。SR渋谷は8勝10敗と黒星が先行。外国籍選手の1人がディディ・ロウザダ選手が故障者リスト入りし、今月17日には新たにアンドリュー・ランダル選手を獲得した。エリアリレーション部ディレクターの大江田孝幸さんは「体は強いしけがが少ないので非常に期待している」と話し、神田社長は「思ったようなスタートは切れていないが、チームとしては言い訳ができない戦力がそろい、バイウイークでしっかり準備もしている。目の前の試合を一つ一つ勝っていきながら、渋谷で(チャンピオンシップを戦う)という目標は最後まで追いかけないといけない。それが一番の恩返しにつながると思う」と意気込む。

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