
映画「大長編 タローマン 万博大破壊」公開を記念したイベント「でたらめ!タローマン大万博」が9月14日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で始まる。
カセットテープ「テレビまんが 最新ベストヒットでたらめヒーロー大集合」のイメージ
タローマンは、2022年にNHK教育テレビジョンで放送された特撮テレビドラマ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」。「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁で芸術家・岡本太郎の言葉と作品をモチーフに制作され、「若い太陽の塔」を原案にした主役「TAROMAN(タローマン)」が、「疾走する眼」「こどもの樹」など岡本の作品を造形化した「奇獣」と戦う。
劇場版となる映画では、透明なパイプを通って空中を移動する自動車など「1970年代ごろに想像されていた未来像」として、「昭和100年」に当たる2025年を舞台にしている。渋谷駅に展示されている「明日の神話」の奇獣も登場している。
同展では、映画やテレビシリーズで実際に使われた小道具や衣装を展示。中でも、劇場版で初めて登場する奇獣やキャラクターの衣装は、「ほぼ全て」が初展示になるという。場内には、タローマンと写真が撮れるフォトスポットも設ける。
テレビシリーズで、バンド「サカナクション」の山口一郎さんが「少年時代からのタローマンファン」という設定で出演する「TAROMANと私」のコーナーも展開。コーナーで紹介された山口さんのコレクションという設定で作られた放送当時のグッズなど、30点以上も展示する。
会場では、映画に合わせて製作されたTシャツやトートバッグ、クリアファイル、ラバーコインケースのカプセルトイ、カセットテープ「テレビまんが 最新ベストヒットでたらめヒーロー大集合」などを販売。岡本太郎のグッズも扱う。
開催時間は11時~20時。入場無料。10月19日まで。