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代官山で横尾忠則さん手がけたレコードジャケット紹介 100作品超

横尾さんがデザインを手がけたカルロス・サンタナさんの「ロータスの伝説」

横尾さんがデザインを手がけたカルロス・サンタナさんの「ロータスの伝説」

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 美術家・横尾忠則さんがジャケットデザインを手がけたレコード作品を紹介する「横尾忠則のレコードジャケットの世界 ― アートピースとして出会う展示販売会 ―」が9月15日、代官山 蔦屋書店(渋谷区猿楽町)2号館2階「Anjin」で始まる。

横尾さんがジャケットをデザインしたレコード

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 横尾さんのジャケットアートを、時代を映し出した表現などと捉え、「音楽とアートの有機的な融合」を目指し企画。会場には、1960年代の「ポップ・サイケデリックな」グラフィック作品や、1970年代の「精神的・象徴的な」コラージュ作品、1980年代以降の絵画的表現など、100点を超える作品を展示する。

 今月18日には、同店1号館2階音楽フロアで、トークイベントを行う。アナログレコード専門店「Face Records」を展開するFTF(松濤1)の会長で、横尾さんが手がけたレコードを収集・研究している武井進一さん、横尾さんのプロダクト制作に携わる出版社トゥーヴァージンズ編集部の浅見英治編集長、藤原印刷営業・印刷進行の松房慶太さんをゲストに迎える。参加無料。

 会場では、横尾さんのモチーフ「Y字路」誕生25周年を記念した最新刊や関連グッズ、A2サイズの作品集などを販売する。

 同店の音楽コンシェルジュ・小山嵩之さんは「音楽の入り口って単純なものが多く、『このジャケット、かっこいい』とか、『なんだか気になる』っていう直感など、そんな小さなきっかけから、気づけば知らなかったジャンルに夢中になっていたこともあると思う。だからこそ今回の企画が、そんな直感を入り口に新しい音楽に興味を持つきっかけになれば。とりあえず難しいことは抜きにして、まずは目で、感覚で、音楽の世界に触れてれてもらえたら」などとコメントする。

 営業時間は11時~22時。今月24日・25日は別イベントのため入場・観覧不可。今月30日まで。

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