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代官山などで「メンズビギ」50周年企画 菊池武夫さん40年ぶり参画も

スタジャン「WOOL MELTON STADIUM JAMPER」

スタジャン「WOOL MELTON STADIUM JAMPER」

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 メンズアパレルブランド「MEN’S BIGI(メンズビギ)」設立50周年を記念したポップアップ企画が9月12日から順次、代官山T-SITEギャラリー(渋谷区猿楽町)や渋谷パルコ(宇田川町)で開催される。

安藤政信さんが撮り下ろしたビジュアル

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 今年10月に設立50周年を迎える同ブランドの記念プロモーション「BEGIN THE BIGI」の一環。同ブランドは、ファッションデザイナーの菊池武夫さんが1973(昭和48)年にビギのメンズラインとして立ち上げた「ビギ・メンズ」が前身。1975(昭和50)年にメンズビギとして独立し、同年、青山キラー通りに1号店を出店。1978年にはパリコレクション参加し、1993(平成5)年にはラフォーレ原宿でファッションショーを開くなどしてきた。今年4月にビギと合併した。

 代官山T-SITEギャラリーでは、1983(昭和58)年までブランドをけん引した菊池さんが、約40年ぶりに同ブランドに参画しコラボレーションした商品を初披露する。1970年代~1980年代の空気感を菊池さんのフィルターを通して「現代の視点で再構築」。ブランドの核となるスタイルを再定義したという。

 「WOOL MELTON STADIUM JAMPER」(14万3,000円)は、菊池さん自らが手がけた初のスタジャン。表地は国産のウール生地「クレーターメルトン」を採用し、背面には菊池さんの著書「乾杯! ロストジェネレーション」から抽出したメッセージを要約したブランドのメッセージとして「FASHION IS A TOOL TO EXPRESS YOUR PHYSICAL INDIVIDUALITY(ファッションはあなたの身体的個性を表すツールです)」の刺しゅうを施す。

 「TECHWOOL TWILL SET UP」(TAILORED JACKKET=8万2,500円、TWILL PANTS=4万1,800円)は、菊池さんが衣装を担当した1974(昭和49)年のドラマ「傷だらけの天使」で注目を集めたビギ・メンズのジャケットを「現代へと再解釈」した、尾州産ウール「スーパー120's」を使うダブルブレステッド(ダブルスーツ)と、ツータックのワイドパンツ。1973年に映画「燃えよドラゴン」でブルース・リーが着用したビギ・メンズのジャケットを再構築したジャケット(8万2,500円)なども展開する。

 開催時間は11時~20時(最終日は17時まで)。今月14日まで。

 同19日には、渋谷パルコ(宇田川町)でクリエーティブディレクター中田慎介さんとのコラボレーション商品を発売する。開催時間は11時~21時。10月1日まで。

 両会場共通で、俳優で写真家の安藤政信さんが撮り下ろしたビジュアルを展示する。菊池さんや中田さんのほか、スタイリスト大久保篤志さん、俳優・山田孝之さん、メンズビギのディレクター鈴木敏之さんらがモデルを務めている。

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