
認知症に関する健康チェックやステージ企画などを展開するイベント「認知症なっても展2025」が9月4日から、渋谷区役所15階「スペース428」で開かれる。主催は渋谷区。
認知症を理解し、「誰もが安心して暮らせる」地域づくりを目指す同イベント。会場には、健康チェックやVR・ロボット体験ができるブースや、医師・専門職員が対応する相談窓口などを設ける。学生による展示や企画も展開。認知症の人やその家族、地域住民らが集まり交流や情報交換などができる場となる「オレンジカフェ」では、コーヒーを提供する。
ステージでは、介護施設でのレクリエーションに特化した知識・技術を身につける「レクリエーション介護士」の資格を持つ落語家の桂米之助さんによる落語レクリエーションを展開。認知症予防に向け運動と知的活動を組み合わせた「デュアルタスク運動」体験や、認知症に対する知識や理解を持ち認知症の人やその家族を手助けする「認知症サポーター」養成講座なども予定する。ステージプログラムは事前予約優先。
開催時間は11時~16時30分(最終日は16時まで)。入場無料。同6日まで。