
「平成レトロ」をテーマにした展覧会「NEO平成レトロ展」が7月24日、西武渋谷店(渋谷区宇田川町)A館2階イベントスペースで始まる。
当時流行したグッズやゲーム、カルチャーなどが注目を集めている「平成レトロ」。同展は、「キミの記憶のどこかにある 懐かしくて新しい『平成』へ」をテーマに、平成文化を研究する山下メロさんが監修する。
場内には、9つの展示・体験エリアを展開し、約300点のアイテムを集積する。「もしもし?平成です!」エリアには、歴代のガラケー(フィーチャーフォン)やポケベル(ポケットベル)などの通信機器が並ぶほか、「平成ファッション大百科~コギャルもオタクも、みんな主役!」エリアでは、当時のファッションや雑誌を想起させるものを展示。平成のクイズに挑戦できるコーナーや、当時流行した「プロフィル帳」を書いてシェアできるコーナーなども用意する。
同展限定グッズも販売。MD型のミラー「M■D(まぢで大事)ミラー」(■はハートマーク、1,700円)や、「大スチ」「一生仲イ子」などの言葉のシール「エモ語録シール☆平成ばーじょん」(900円)などをそろえる。
山下さんは、インターネットや携帯電話が一般的ではなかったと平成当初を振り返りながら、「今より不便だけど、楽しく日々を過ごしていた」と言い、「あの頃、一体どんな暮らしをしていたか。懐かしく、新しい平成レトロをお楽しみください」などとコメントを寄せる。
営業時間は10時~20時。入場料は、当日券=1,800円ほか。8月31日まで。
イベントスペースでは同日から、2009(平成21)年に誕生したキャラクター「ほっぺちゃん」の誕生15年を記念したポップアップを展開。イベントスペースと地下1階「西武食品館」では、花畑牧場の「生キャラメル」、マネケンのワッフル、駄菓子などの「レトロスイーツ」を集めた限定ショップも開く。