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渋谷で「キユーピー」マヨネーズ100周年企画 限定メニューや屋外広告も

「SHIBUYA109」シリンダーに掲出する屋外広告(イメージ)

「SHIBUYA109」シリンダーに掲出する屋外広告(イメージ)

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 今年で発売100周年を迎えた「キユーピーマヨネーズ」の大規模複合イベント「マヨ渋」が7月14日、渋谷の飲食店などで始まった。

限定「マヨ渋」メニュー

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 1925(大正14)年に国内初のマヨネーズとして製造・販売された同商品。卵黄を多く使い、油と専用酢、卵のシンプルな材料で作る「調味料」は、食卓に欠かせない存在にもなっている。現在、国外でも世界79の国と地域(2024年11月時点)で販売されている。

 製造販売元のキユーピーは渋谷1丁目に本社を置き、2016(平成28)年には、渋谷区と地域社会的課題を共同で解決する「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)協定」も締結。今回、「本社を置く渋谷で、100周年を迎えたキユーピーマヨネーズのおいしさを知ってほしいという思い」から、渋谷エリアでイベントを企画したという。

 100周年イベントは7月~8月の1カ月間、渋谷駅周辺各所で展開する。渋谷エリアの飲食店28店で「マヨ渋」限定メニューを提供するほか、今月16日から2週間、「SHIBUYA109」のシリンダーに巨大広告を掲出し、街なかにもフラッグ広告を展開。19日~21日の3連休には、SHIBUYA109店頭イベントスペースで、キユーピー商品などが当たるイベント「マヨ渋ガチャ」を開く。

 飲食店企画では、キユーピーが提供したマヨネーズを使い、各店がイベント向けに考案したオリジナルメニューなど計86品を提供。カフェ「JINNAN CAFE」(神南1)は卵サンド、イタリアン「Risotto Cafe 東京基地 渋谷店」(宇田川町)はポテサラ、スペイン料理店「Modern Mexican MAYAluz」(渋谷ヒカリエ7階)はポップコーンシュリンプにディップとしてハラペーニョ入りの「チポトレマヨ」を添えたメニューなどを、それぞれ用意。

 和食では、そば店「十割蕎麦(そば)嵯峨谷 渋谷東急本店前店」(道玄坂2)が「照りマヨとり天丼」、中華ではラーメン店「soba MAREN 渋谷店」(円山町)が「蒸し豚の冷やしみそマヨ中華」など、多様なジャンルの飲食店がマヨネーズをアレンジしたメニューを提案する。メニュー提供時間は店により異なる。8月13日まで。

 屋外広告は7月29日まで展開。SHIBUYA109のシリンダーには、縦長の壁面に巨大なキユーピーマヨネーズが出現。渋谷駅周辺では、渋谷公園通りなど各所に同商品の写真や「マヨ渋」メニューの写真をプリントしたフラッグ広告を掲出する。

 19日~21日のイベントでは、イベントの詳細マップや同商品のトリビアなどを掲載した冊子「MAYOZINE」を配布。冊子を読み、イベント会場の受付でマヨネーズに関するクイズに答えると、「マヨ渋ガチャ」が回せる。景品は、同社が100周年を記念して企画した限定マヨネーズ「世界を味わうマヨ」などを用意。全員に限定ステッカーを進呈する。参加無料。

 同社広報部は「渋谷は、キユーピー創始者の中島董一郎にとって、人が集まり会社が繁栄するイメージの湧く存在だったことから、1968(昭和43)年に本社を渋谷に移した。渋谷と共に成長して半世紀以上がたち、100周年という節目を迎えた今、若者や外国人観光客が多く集う渋谷で、今回の『マヨ渋』を実現することができ、大変うれしく光栄」とコメントする。

 さらに「新しい文化を生み出し続ける活力に満ちた渋谷で、今後も地域の皆さまとの対話を大切にしながら、渋谷の発展に貢献していきたい」とし、「マヨネーズが好きな方、久々という方、まだ魅力を知らない方にも楽しんでいただき、『キユーピーマヨネーズっておいしい』と思っていただけたらうれしい」と話す。

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