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渋谷の「Bunkamura ル・シネマ」で同性愛描いた2作品 プライド月間で

「燃ゆる女の肖像」より©Lilies Films

「燃ゆる女の肖像」より©Lilies Films

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 同性愛を描いた映画が6月13日から、渋谷駅近くのミニシアター「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」(渋谷区渋谷1)で限定上映される。

「大いなる自由」より

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 性の多様性を称えLGBTQ+の権利を啓発するイベントなどが開催される「プライドマンス(月間)」に合わせた企画。

 上映するのは、Bunkamuraル・シネマで封切られた2作品。「燃ゆる女の肖像」は、仏セリーヌ・シアマ監督が2019年のカンヌ国際映画祭で発表した作品。望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズと、彼女の肖像を描く女性画家マリアンヌの追憶のラブストーリーを描き、同祭で脚本賞と「クィア・パルム賞」を受賞。英国映画協会が2022年に発表した「史上最高の映画(The Greatest Films of All Time)」ランキングでは30位にランクインしている。

 「大いなる自由」は、Bunkamuraが初めて配給した作品で、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下のオープニング作品として公開した。第二次世界大戦後のドイツを舞台に、実在した男性同性愛を禁じた刑法の下、自身の性的思考を理由に繰り返し投獄されたハンスの「愛する自由」を求めた20年を描く。2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞を受賞し、2022年アカデミー賞国際長編映画賞オーストリア代表作品に選ばれた。

 今月26日まで。

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