
シンガポール発スペシャルティコーヒーブランド「ALCHEMIST(アルケミスト)」の日本1号店(渋谷区渋谷1)が6月24日、表参道・青山通り沿いにオープンする。経営はアルケミストジャパン(神宮前4)。
同ブランド2016年、コーヒー業界やカフェビジネスに携わるウィル・レオさんがオフィス街の一角にオープンした4坪のコーヒースタンドからスタート。現在シンガポール国内で11店舗を展開している。
同ブランドでは、エチオピアやコロンビアなどコーヒーの主要な産地として知られる国をはじめ、全体の約20%をタイやインドネシア、イエメンなどからも仕入れている。コーヒーを「季節ごとに変化する果実」と位置付け、年間80~100種のシングルオリジンを扱い、全てシンガポール本社で焙煎(ばいせん)。焙煎前後には品質のチェックを行う。バリスタを「コーヒーの可能性を引き出す『職人』」として育成するためのプログラムを構築。焙煎方法や豆の産地での栽培方法、輸送の仕方など教育にもこだわっているという。
日本1号店となる表参道の店舗の店舗面積は1階・2階の2フロアで約140平方メートル。席数は約30席。店頭では、シンガポールの店舗同様、コーヒー10種類以上(600円~1,200円台)をラインアップする予定。今月30日に浅草に国内2号店の出店を控えており、2028年末までに国内で10店舗の展開を目指している。
営業時間は8時~19時。