リアル脱出ゲーム店「リアル脱出ゲーム CROSSING 渋谷店」（渋谷区宇田川町、TEL 03-6416-5202）が6月5日、渋谷・井の頭通りにオープンする。経営はSCRAP（千駄ヶ谷2）。

「忘れ雪の君をさがして」の体験イメージ

　2004（平成16）年に発表され人気を集めたウェブゲーム「クリムゾンルーム」をきっかけに、流行した「脱出ゲーム」を、現実世界で展開する「リアル脱出ゲーム」。同社の加藤隆生社長は2007（平成19）年に初のリアル脱出ゲーム「謎解きの宴」を展開し、翌2008（平成20）年に同社を設立。マンションの一室や廃校・病院などでイベントを開催しこれまでに1490万人以上を動員しているという。

　常設店となる同店は、「渋谷ロフト」の向かいのビルの地下1階・地下2階に出店。オープン時は、予約なしでも立ち寄りやすいように「随時スタート型」を中心に4コンテンツを用意。学校の物置小屋に閉じ込められたプレーヤーが鏡の中に現れる少女と謎を解き脱出を目指す「忘れ雪の君をさがして」（所要時間は90分、チーム人数は最大4人、入場料は前売り一般＝平日3,700円、土曜・日曜・祝日・ハイシーズン4,000円ほか）、新作として、部屋のあらゆる場所に隠された謎を解き明かしてより高いスコアを目指す「ナゾだらけの水族館からの脱出」（謎解き・脱出の制限時間は33分、チーム人数は最大4人、同平日2人7,200円～、土曜・日曜・祝日・ハイシーズン同7,800円～ほか）なども用意する。

　2017（平成29）年に開催した、参加者がスパイやエージェントとしてミッション完了を目指す体験型ゲーム・イベント「リアル潜入ゲーム」1作目のリメーク作品として2019年に開始した「Escape from The NINE ROOMS」のリバイバルイベントも行う（制限時間は50分、グループ人数は最大4人、同前売り＝平日1人4,500円～、土曜・日曜・祝日・ハイシーズン同4,800円～ほか）。

　同ビル7階の映画館「CINE QUINTO」と連動したサービスとして、映画のチケットを提示すると当日券が300円引きとなる。

　営業時間は11時45分～21時（受付終了時間、土曜・日曜・祝日・ハイシーズンは9時15分～）。