ラーメン店「麺 銀座おのでら本店」(港区北青山3、TEL 03-6721-0910)が5月1日、表参道にオープンした。
すし店「銀座おのでら」などを展開するONODERA フードサービス(千代田区)の新業態となる同店。すし同様、国内外で人気を誇るラーメンを、「カジュアルかつリーズナブルに」楽しめるようにと、国内外への拡大を視野に立ち上げた。
グルメ本「ミシュランガイド東京」で4年連続1つ星に選ばれた「薪焼 銀座おのでら」の寺田恵一料理長がプロデュースを務め、使う食材や調理面、理念など「『銀座おのでら』のDNA」を引き継ぎつつ、ラーメン店を手がけていた企業から大野雄志さんを料理長に迎え開発した。
より幅広い年齢層、外国人観光客をターゲットに据えていることなどから表参道に出店。系列の回転ずし店「廻転鮨 銀座おのでら本店」からも近い場所に位置する。店舗面積は12.75坪。席数はカウンター9席と2人がけテーブル3卓、4人用個室1部屋で計19席を用意。
麺は北海道産小麦粉「きたほなみ」を使い、独自で配合した特注麺を採用。スープは本醸造しょうゆや丸大豆しょうゆ、魚醤(ぎょしょう)など数種類のしょうゆをブレンドしたしょうゆだれ(かえし)と、さまざまな銘柄鶏、鴨、道南昆布、しいたけ、まぐろ節、香味野菜などの食材を炊き上げて抽出した清湯スープを使う。トッピングはいぶした国産豚や鴨のチャーシュー、トリュフワンタンなどを用意する。豚のチャーシュー、ねぎ、メンマ、セロリをトッピングする「麺 銀座おのでら 醤油(しょうゆ)」(950円)をはじめ、豚のチャーシュー、鴨のチャーシュー各2枚、煮卵、ハーブバター、トリュフワンタン、野菜類をトッピングする「麺 銀座おのでら至福~supreme~」(2,200円)などをラインアップ。
そのほか、和だしジュレが特徴的なつけ麺(1,200円)や、ラーメンのスープ、かえし、親鳥の油、鴨の油をブレンドし、ニンニクや玉ねぎを加え、岩手県産ブランド卵「スカーレット」と混ぜて食べる混ぜそば(1,100円)、ラーメンのトッピングにも使う焼き鴨や焼き豚を添え、赤ワインを使う甘辛ソースをかけるチャーシュー丼(800円)なども用意する。客単価は、ランチ=1,500円~2,000円、ディナー=2,000円~3,000円。
営業時間は11時~15時、17時~21時(日曜・祝日は20時まで)。