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原宿に総合印刷紙器メーカーが手がけるコーヒー店「PAP.COFFEE」

巻きつけた紙を切り込みで固定するカップスリーブを採用するコーヒー

巻きつけた紙を切り込みで固定するカップスリーブを採用するコーヒー

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 総合印刷紙器メーカー三洋紙業(足立区)によるコーヒーショップ「PAP.COFFEE」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6447-1988)が9月18日、原宿にオープンした。

店舗外観

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 1969(昭和44)年に創業した同社は、本社がある足立区周辺を中心とした「下町」の印刷加工会社と協力し、手加工を施した紙製品の製造を手がけている。ペーパーレスが推奨されるなか、「紙ならではの魅力」に焦点を当て、多くの人が紙に触れるきっかけをつくりたいと同カフェを出店した。店名は、紙を意味する英語「PAPER」の3文字で、「Paper & People」などの意味合いも持たせた。

 東南アジアに拠点を構えていることを縁に昨年4月、タイ北部のメーチャンタイ村でアラビカコーヒーを生産する少数山岳民族・アカ族に出会った同社。同族は「貧困人口が多いとされる」民族の一つで、同国内外での「メ―チャンタイ村コーヒー豆」のブランド力向上を模索していたという。同社は事業の経験をSDGs達成への国際的社会貢献に生かす方策を探していたことから、コーヒー事業を選んだ。

 原宿はファッションやクリエーティブの「発信地」であることや、再開発が進み「変化を象徴する街」であることから決めた。店内の棚や机にも紙を使うほか、カップスリーブは紙3種類と形6種類で製作。ショップカード(4種類)は折ると立体的に見えるデザインに仕上げた。メニュー表含め、裏側には使っている紙の種類を記載している。

 ドリンクは、アメリカーノ(600円)やカフェラテ(700円)などのエスプレッソドリンク、メーチャンタイ村の豆を使うハンドドリップ(650円~)、クラフトビール(1,000円~)などを用意。かき氷(1,900円)は、かつて渋谷・神山町で営業していたかき氷店「セバスチャン」の店主・川又浩さんが監修。「PAP カフェオレとショコラオランジュ ラム酒風味のエスプーマ」やクリームブリュレのように表面をキャラメリゼする「いちごのクレームブリュレ」など季節限定1種類を含む6種類をラインアップする。

 営業時間は10時~18時。店舗では毎月、紙に関するワークショップなどのイベントを開催していく。

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