見る・遊ぶ

原宿に「マイクロブタ」カフェ 目黒に次ぐ2店目、インバウンド需要見込む

マイクロブタが来店客を出迎える

マイクロブタが来店客を出迎える

  •  
  •  

 小型のブタ「マイクロブタ」と触れ合えるカフェ「mipig cafe(マイピッグ カフェ)」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6384-5899)が11月8日、原宿・竹下通り近くにオープンした。経営はHooome(目黒区)。

一番幼い生後2カ月の「ぷっちょ」と「くらら」

 マイクロブタは、品種改良によってイギリスで産まれた小型のブタで、18~40キロのブタを指す。同カフェは今年3月に1号店を目黒に出店。半年で3万人以上が来店したという。同店の来店客約3割が外国人観光客であることから、観光客の来街も多く利便性の高いエリアであることや、「新たな日本の文化として定着させたい」と、カルチャーの発信地でもある原宿に2号店を出店した。10月から予約を受け付け、半数ほどが海外からの観光客だという。同店では海外出身のスタッフや英語などを話せる日本人スタッフを強化している。

[広告]

 店舗面積は約116平方メートル。4席のローテーブル7卓、4~6人用の個室3室を用意し、席数は最大46人。「3匹の子ぶた」の絵本のような世界観を演出する。来店客はエントランスで荷物を預け、スリッパに履き替え、手洗いを済ませてから森の中をイメージした客席フロアに入る。

 中央には木のオブジェを配置し、壁面は葉っぱの緑に、天井は雲などを描き青空をそれぞれイメージして仕上げ、エントランスも木のようなデザインにしている。個室は絵本に登場する「わらの家」「木の家」「レンガの家」の入り口になっている。随所にブタのアイコンを配置している。

 マイクロブタの繁殖・販売などを行うプロジェクト「マイピッグ」を展開する「SaLaDa」と共同運営している同店では、山梨のファームで受注繁殖したブタを同店で飼育。購入者に引き渡すまでの期間、人に慣れさせる場となる。

 常時15匹いる中から健康状態などを見て、1日10匹以上はフロアに放つ。「抱っこ」は禁止だが「人懐こい」ため座っているとブタ自ら近寄ってくることから、膝の上などに乗ってきたブタをハグすることはいいという。写真撮影も可能だが、フラッシュは禁止している。

 利用料は30分1,000円。個室利用は追加で500円(1室)。「お薦めの利用時間」は1時間~1時間30分ほどという。ワンオーダー制で、コーヒーや紅茶、オレンジジュース(以上各600円)などのドリンク、動物をイメージしたドーナツで知られる「イクミママ」とコラボレーションしたブタのドーナツ(750円、価格は全て税別)などを用意する。

 原宿には猫をはじめ豆柴やハリネズミ、フクロウ、ヘビなどさまざまな動物と触れ合えるカフェが点在しているが、Hoomeの北川史歩社長は「保育園・幼稚園の要素が強いので、(激戦区であることは)気にしていない」と言い、「(ブタにとって)多くの人に触れて人に慣れることが重要。彼らを一緒に育てていただければ」と来店を呼び掛ける。「人懐こさがあり、犬と猫の間くらいのほどよい距離感。トイレもトレーニングすれば覚えるので、賢さなどペットとしてのポテンシャルの高さも感じてもらいたい。養豚のイメージから匂いなどネガティブなイメージを持っている方も多いと思うが、そんなことはないので価値観が変わるきっかけになれば」と期待を込める。

 営業時間は10時~20時。事前予約制。現在、豚コレラが発生している中国・韓国・ベトナム・モンゴルに1週間以内に渡航した人は入店できない。

  • はてなブックマークに追加
超!シブヤ経済新聞