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Uber Eatsを生かした「安心・安全なまちづくり」 原宿で学生アイデアコンペ

最優秀賞に選ばれたチーム(右から2人目はUber Eats日本代表の武藤友木子さん)

最優秀賞に選ばれたチーム(右から2人目はUber Eats日本代表の武藤友木子さん)

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 フードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」のリソースを使って渋谷の「安心・安全なまちづくり」を考える学生限定のアイデアコンペが9月14日、原宿・明治神宮前交差点の一角にあるコミュニティースペース「subaCO(スバコ)」(渋谷区神宮前6)で行われた。

最優秀チームのアイデア

 同所近くにある「WeWorkアイスバーグ」(神宮前6)にオフィスを構えるUber Eatsが、同所を運営するNPO法人「グリーンバード」と企画。ファシリテーターはフューチャーセッションズの加生健太朗さんが務めた。

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 冒頭、Uber Japan執行役員でUber Eats日本代表を務める武藤友木子さんがあいさつ。続いて、渋谷警察署交通課の担当者、神薗麻智子渋谷区議会議員、Uber Eatsサービス開始時より導入している恵比寿「ガパオ食堂」の高橋朋也店長、同NPO代表の福田圭祐さんとシブヤ経済新聞の西樹編集長らのゲストが、安心・安全や渋谷の現況などの観点からレクチャーした。

 その後、参加した学生13人が4チームに分かれワークショップを開始。話し合ったアイデアが実現した際、新聞の一面でどう伝えられるかを模造紙に自由に書き込むスタイルでプレゼンテーションに向けた準備に取り組む。参加した多くの学生は初対面で、それぞれの専門領域での知見を踏まえ、課題について話し合った。

 各チームは書き込んだ模造紙を掲げながら、企画意図や要点をプレゼンテーション。ゲストによる審査の結果、前田勇輝さん、山後(やまご)緑さん、市村彩さんから成るチームが提案したアイデアが最優秀賞に選ばれた。内容は、買い物に行けない高齢者に代わってUber Eatsのスタッフがスーパーなどで買い物を代行して食品などを届けるほか、届け先の高齢者などが作った家庭料理を必要な人に届けるサービスも担う循環型のサービス。若いスタッフが高齢者と話す機会を持つことで見守りを行うほか、高齢者は家庭料理の売り上げで還元を受けることができる。

 武藤さんは「渋谷区のスローガン『ちがいを ちからに 変える街』の通り、まさに個々人が持っている『違う特技』を生かした料理を作って、それによって新たな経済圏を渋谷区につくる」アイデアを評価。コンペについては、「大学生と考えるのも、街というテーマで考えるのも今回が初めて。そのもの自体を、そのままというよりも、そこで出てくる新しい意見に対して、あんなこともできるかも、こんなこともできるかもと、いろいろ考えるきっかけになった」と振り返った。

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