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SHIBUYA109で初売り 2000人が列、初の詰め放題福袋も

開館と同時に目当てのショップに足を運ぶ来館者たち

開館と同時に目当てのショップに足を運ぶ来館者たち

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 SHIBUYA109(渋谷区道玄坂2、以下109)で1月2日、初売りが行われ、福袋やセール目当ての客が行列をつくった。

初展開となった詰め放題福袋も

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 例年、深夜や未明から来街する人も多く見られる109の初売り。近年は福袋をECで事前予約する人も増え店頭販売の市場は減少傾向にあるが、同日始まるセールに合わせ開館後に来店する客も多く、午後には館内各店でタイムセールも行っている。

 福袋は約70ブランドが用意したほか、初の試みとして詰め放題福袋(1万円、109人限定)も展開。ワゴンに積まれた18ブランドのアウターからシューズまでのさまざまアイテムから好きな商品を5分間、60×50センチのビニール袋に詰められる福袋で、この福袋目当てに早朝から並んだ客もいた。

 今年は昨年同様、通常より1時間前倒しとなる9時にオープンしたが、同時刻までに2000人が並んだという。同館のターゲットである20歳前後の女性や家族連れ、外国人旅行客の姿も見られた。

 オープンと同時に多くの客が館内に足を踏み入れると、警備員らが「ゆっくり進んでください」と呼び掛ける声や、館内各ショップ店員の「福袋、こちらです」などの声で館内は活気づいた。同日オープンしたクリエーターユニット「HoneyWorks」がプロデュースする架空の男子高校生アイドルユニット「LIP×LIP」のポップアップショップには長蛇の列ができたほか、韓国の女性グループ「Red Velvet」の期間限定ショップも入場規制をする人気ぶりを見せた。

 縮小傾向にはあるが、10時過ぎには購入した福袋を抱えた客が同館エントランス付近の広場で福袋を開封し中身をチェックする姿が見られ始め、趣味やサイズが合わない服などを交換し合う「交換会」も始まった。

 「MAGNET(マグネット)by SHIBUYA109」(神南1)には同日、韓国発男性グループ「NCT127」の限定ショップとコラボカフェがオープン。開館の10時までに300人ほどが並んだという。限定店ではブラインドパッケージの商品もあり、中身を交換する人たちの姿も見られた。コラボカフェには、グループのカラーであるライムイエローのクッションやバルーンを装飾。メロンや青リンゴなどを使った緑色のドリンクを提供している。

 109では、朝6時までに来館した約200人を対象に入場順を決める抽選を行った。見事先頭になった千葉在住の会社員・林さん(24)は前日の最終電車で渋谷に来街したという。中学生の妹の代理で「バブルス」の福袋を買った後、自身のお目当てである「NCT127」の限定店に行くという。「こんなに良い番号とは…」と驚きながらもうれしそうな表情を浮かべていた。

 営業時間は10時~21時。

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