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京王グループ、笹塚駅近くに宿泊施設 ビル改修、地域交流ラウンジも

「笹塚テラス」(旧名称「京王笹塚ビル」) エントランス(イメージ)

「笹塚テラス」(旧名称「京王笹塚ビル」) エントランス(イメージ)

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 京王電鉄と京王不動産は京王線笹塚駅近くの自社施設をリニューアルし、中層階に中長期滞在者向けの宿泊施設を開く。

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 笹塚駅から徒歩1分の甲州街道沿いにある1971(昭和46)年完工の「京王笹塚ビル」を大規模改修し、11月29日、新施設「笹塚テラス」として開業。4階~7階に来春、中長期滞在者向けの宿泊施設「KARIO SASAZUKA TERRACE(カリオ笹塚テラス)」(仮称)を開業する。宿泊施設には地域交流拠点となるラウンジを設け、宿泊者をはじめ商店街や地域住民に開放。街の活性化も目指す。

 宿泊施設は延べ床面積約1020平方メートル。客室は、1K=12室、2LDK=14室の計26部屋を設ける。付帯施設として地下1階に開くラウンジ「笹塚アキチ!」では、旅行者や施設利用者、地域住民がプロジェクションマッピングと地図アプリを使い交流できるほか、時間ごとにプロジェクションマッピングでゲームが始まる仕掛けなども導入するという。

 京王グループは昨年2月、蒲田駅近くに「トラベラーズ・アパートメント」をコンセプトとした滞在施設「カリオ蒲田」を開業。渋谷や新宿へのアクセスも良く商店街や住居も集積する笹塚の新施設に続き、今後も沿線で「カリオ」シリーズの展開を進めていく方針。

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