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恵比寿ガーデンシネマで映画「ライオンは今夜死ぬ」 諏訪敦彦監督8年ぶり新作

「ライオンは今夜死ぬ」より©2017-FILM-IN-EVOLUTION-LES PRODUCTIONS BAL THAZAR-BITTERS END

「ライオンは今夜死ぬ」より©2017-FILM-IN-EVOLUTION-LES PRODUCTIONS BAL THAZAR-BITTERS END

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 恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)内のミニシアター「YEBISU GARDEN CINEMA(恵比寿ガーデンシネマ)」で1月20日、諏訪敦彦監督最新作「ライオンは今夜死ぬ」が公開される。

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 諏訪監督は1960(昭和35)年広島県生まれ。1997年の監督デビュー作「2/デュオ」で、ロッテルダム国際映画祭最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を受賞したほか、2作目「M/OTHER」(1999年)ではカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞に輝き、「不完全なふたり」(2005年)はロカルノ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。2008年~2013年には東京造形大学の学長を務め、現在は東京芸術大学大学院の教授を務めている。

 8年ぶりの新作となった日仏合同作品の今作。仏俳優ジャン=ピエール・レオーさんを「主演に映画を撮りたい」という諏訪監督の思いから製作がスタートしたという。今作に出演する子どもたちは、諏訪監督が近年参加している子ども向け映画製作ワークショップを南仏で行った際に選ばれたという。

 舞台は南仏。「死を演じられない」と悩む年老いた俳優ジャンは、かつて愛した女性ジュリエットと暮らしていた屋敷で、ジュリエットの幻想と出合う。その屋敷では映画の撮影をしていた地元の子どもたちとも出会い一緒に映画を製作する中で、ジャンが「死と向き合い生の喜び」を再び知っていく――。物語は、ボーカルグループ「トーケンズ」の曲として知られる「ライオンは寝ている」から着想を得たという。

 初日(14時10分の回上映後)には、諏訪監督の舞台あいさつを予定する。

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