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DeNA、Bリーグ「川崎ブレイブサンダース」経営へ 東芝から承継

DeNA、Bリーグ「川崎ブレイブサンダース」経営へ 東芝から承継

元沢伸夫DeNAバスケットボール社長(左端)、岡村信悟ディー・エヌ・エー執行役員スポーツ事業本部長(左から2人目)、豊原正恭東芝執行役上席常務(右から2人目)

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 ディー・エヌ・エー(渋谷区渋谷2、以下DeNA)は12月6日、来季から男子プロバスケ・Bリーグの「東芝川崎ブレイブサンダース(呼称=川崎ブレイブサンダース)」を経営すると発表した。

「KAWASAKI HEART」をステートメントコピーに掲げる川崎ブレイブサンダース

 1950(昭和25)年、東芝(港区)小向事業所の男子バスケットボール部として創部した同クラブ。Bリーグ開幕前のナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)最終シーズンを優勝で終え、Bリーグ初年度となった昨シーズンは準優勝した。クラブの運営は東芝のグループ会社「TBLSサービス」(川崎市川崎区)が手掛け、川崎市を本拠地に「とどろきアリーナ」をホームアリーナとしている。

 DeNAは2012年から、横浜を拠点とするプロ野球球団「DeNA横浜ベイスターズ(以下、ベイスターズ)」を経営している。Bリーグの昨シーズン終了後となった今年7月、DeNAと東芝が「スポーツに関する考え方」について意見交換する中で今回の事業承継が決まったという。経営再建中の東芝の事業再編とも捉えられるが、東芝の豊原正恭執行役上席常務は「クラブやBリーグの発展のため」と強調。DeNA執行役員でスポーツ事業本部長の岡村慎悟さん(DeNA横浜ベイスターズ社長)はベイスターズ運営の経験・実績を基に「プロスポーツの成長性や将来性に期待し承継を決めた」と話す。

 川崎ブレイブサンダースの承継に当たり同社は来年1月以降、クラブの運営母体となる100%子会社「DeNAバスケットボール(仮称)」を川崎市内に設立。Bリーグ2017-18シーズン終了後、来年7月1日までにTBLSサービスからバスケットボール事業部門を吸収分割し運営体制を移行する予定。対価として東芝は、TBLS内のバスケットボール事業に係る資産と負債の帳簿価格の差額300万円を受け取る予定。Bリーグがシーズン中であるため、今季は現在の体制でクラブを運営し東芝もスポンサードを続ける。同時に、DeNAが新たなオフィシャルパートナーとして加わる。

 来季もクラブの本拠地はこれまでと変わらず川崎に置く予定で、ベイスターズと同じ神奈川県下となるため「野球とバスケは異なるスポーツ。同じ県内なのでシナジー効果もあるのでは」(岡村さん)と期待を込める。

 DeNAバスケットボール(仮称)には、現在、横浜DeNAベイスターズ(横浜市中区)でスポーツ事業本部長を務める元沢伸夫さんが社長に就任する予定で、「何よりも川崎から愛されるクラブになりたい。誇りに思われる存在になりたい」と意気込み、「クラブ運営の礎はこれまでの方針を継続しつつ、良い意味で変化すべきところは積極的に果敢的にチャレンジしていきたい」と話す。

 野球とバスケの客層や試合会場の動員数など異なる部分があるため、「ノウハウが全て通用するわけではない」としつつも、取り組むべき点として「強いチームを築くこと」、勝敗にかかわらずファンが「来て楽しかった、また来たいと思える総合的なエンターテインメント空間」の創出、「子どものスクール事業の強化」を挙げた。

 クラブの選手たちには前日5日の夕方に話したという。クラブの練習場となっている東芝小向事業所の体育館や、その周辺の選手寮は来シーズンも引き続き活用する。チーム名やチームカラーなどは今後検討していくため「未定」としたが、「これまでのことを尊重しながら、という姿勢は変わらない」(元沢さん)という。

 Bリーグ・大河正明チェアマンは「DeNAはプロ野球に参入し大きな成果を収めている。そうした新興企業が投資判断するに当たって、Bリーグのクラブ運営が事業の核の一つになると判断したからこその話だと思う。今後のBリーグを占う意味も含めた、重要なターニングポイントになる事案だったのでは」と話す。

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