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外苑前にアスレチックショップ「ニュートラルワークス」 ゴールドウイン新業態

店舗エントランス

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 外苑前駅近くにアスレチックの新業態店「NEUTRALWORKS.TOKYO」(港区北青山2、TEL 03-6455-5961)がオープンして1カ月が過ぎた。経営はゴールドウイン(渋谷区松濤2)。

標高に換算して4000メートルまでシミュレーションできる低酸素ルーム

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 同社が「全社を挙げて注力」して作り上げたという同店。新国立競技場をはじめとするスポーツ施設が点在するエリアで、「心と体を自然な状態(=ニュートラル)に整える」をコンセプトに商品販売や同社初となるサービスを提供する業態となる。アスレチック事業が苦戦する中、「得意とするリテールのノウハウ」とサービスや情報の提供を取り入れることで、「総合的なマネジメント」を行う店舗を目指す。

 店舗面積は1階~3階の3フロア計127.28坪で、4階(43.89坪)には同社のプレスルームや同店発のワークショップなどを行うイベントスペースとなっている。白を基調にした空間に生木を使った什器を採用し、随所にグリーンを置く。将来的に銀座線・外苑前駅の出入り口が開設される競技場側の外壁には、横8メートル×縦6.4メートルのLEDサイネージを設置した。

 1階・2階は物販スペース。同店限定商品や、米アウトドアブランド「THE NORTH FACE」、ノルウェーのアウトドアブランド「HELLY HANSEN」、伊スポーツウエア「ellesse」、NY発女性向けスポーツライフスタイルブランド「DANSKIN」、豪スイムウエア「speedo」など、同社が手掛けるブランドを中心に、1階ではヨガやジムなどインドア、2階ではランニングやスイミングなどアウトドアアスレチックをキーワードにセレクトした商品をそろえる。

 1階にはカフェスタンドを併設し、オリジナル・コンディショニング・スムージー(カップ648円~)やコーヒー(S410円~)、オーガニック豆乳(86円)などを提供。水素水サーバー(500ミリリットル218円~)も設置している。

 3階が同店の「核」となるサービスを提供するフロア。健康医学や睡眠マネジメントを専門に研究している大阪府立大学名誉教授・医学博士・清水教永さんを総合監修者に迎えた。細胞の電子の発光を認識・撮影する器械と解析ソフトを使いエネルギーの強さやバランスを視覚的に表すボディーチェック(30分1,080円)や水素吸引サービス(同3,240円~)、標高に換算して4000メートルまでシミュレーションできる低酸素ルーム(60分4,320円~、火曜定休)などを用意。リラクセーションスタジオ「Re.Ra.Ku」が監修するストレッチルームでは、下半身特化型のプログラムを用意する(クイック・ストレッチ15分3,218円~)。いずれも予約制。

 同店を、商品を販売するだけでなく「体を自然の状態に整えて運動に取り組む手助けをする店」と話す同社事業統括本部長の渡辺貴生さん。「顧客の要求を解決する店を作ることで、今までより密接につながれるのでは」と言い、「スポーツのある生活が普通になるように、生活の中にファッションのように取り入れてもらえるように、身近で楽しくおしゃれなものだと伝えていきたい」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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