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渋谷・並木橋に漫画サロン「トリガー」 クラウドファンディングで1,200万円超調達

「落ち着いた雰囲気」のカフェバーをイメージする店内のイメージ

「落ち着いた雰囲気」のカフェバーをイメージする店内のイメージ

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 渋谷・並木橋交差点近くで開業準備が進んでいる漫画サロン「トリガー」(渋谷区渋谷3)のオープンが6月17日に決まった。経営はイラストや漫画に特化した制作代理店業務などを手掛けるサーチフィールド(桜丘町)。

開店に向け準備が進む店内の本棚

 同社社長の小林琢磨さんが「漫画をきっかけに起業した」ことなどから、「運命を変える力を持った漫画に出合える場をつくりたい」という思いで発案した。小林さんもレビュアーとして参加し、堀江貴文さんが代表を務める書評サイト「マンガHONZ」がプロデュースを手掛ける。

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 開業に向けサーチフィールドは、自社で運営するクラウドファンディングサイト「FAAVO」で支援を求めた。3月18日に開始し、4月22日に目標額の800万円を突破。期間終了の5月20日までに支援額・支援者数ともに同サイト最高記録となる、378人から1,263万8,000円(達成率157%)が集まった。

 店舗面積は約17坪で、席数は最大30席。店舗は「落ち着いた雰囲気」のカフェバーをイメージした空間仕上げる。

 店内には同団体レビュアーがセレクトする4000タイトル以上の漫画をラインアップ。クラウドファンディングで目標金額を大きく上回ったことで、手塚治虫の「火の鳥」オリジナル復刻版、楳図かずおさんの「14歳」完全版、大友克洋さんの「GOOD WEATHER」、永井豪さんの「ハレンチ学園」、水木しげるさんの「幻想と怪奇」など、高価な作品や絶版作品などもそろえる。

 店頭には同団体メンバーで、本に関する情報を紹介するサイト「Book News」を運営する永田希さんと、「マンガソムリエ」として活動する兎来栄寿(とらいえーす)さんがコンシェルジュとして交代で常駐。来店客の趣味や好みに合わせたタイトルを紹介するなど、「今まで手に取る機会がなかった」漫画と出合うきっかけ(トリガー)づくりを目指す。店内では漫画家を招いたファンイベントや新刊販促イベントなども開き、イベントの模様は全て動画配信(月額864円)する予定。

 料理やドリンクは漫画にちなんだメニューをラインアップする。ドリンクは、「燃えろ、オレの小宇宙よ!(=モスコミュール、作品名=聖闘士星矢)」(800円)、「新宿駅東口の伝言板(同XYZ、シティーハンター)」「完全無欠の模倣(シャンディガフ、黒子のバスケ)」(以上700円)、「選ばれし者の知的飲料(ドクターペッパー、STEINS;GATE)」(500円)ほか。フードは、「花のズボラ飯」に登場する「シャケトー」(600円)、「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するトニオ・とラサルディーの「モッツァレラチーズとトマトのサラダ」(800円)、「深夜食堂」に登場する「トン汁定食」(800円)など。

 利用料(チャージ)は1回500円(別途ワンドリンク)。会員制度も導入し、毎回のチャージが無料になる「シルバートリガーカード」(年1万2,000円、2年目からの更新料2,000円)、チャージや有料動画配信コンテンツが無料になるほか店内イベント参加料の割引などがある「ゴールドトリガーカード」(同3万6,000円、5,000円)を用意する。

 営業時間は16時~24時(土曜・日曜は13時~)。

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