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裏原の「レインボーパンケーキ」、3周年でチャリティー企画

3周年を迎える「レインボーパンケーキ」店内

3周年を迎える「レインボーパンケーキ」店内

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 裏原エリアのパンケーキ専門店「RAINBOW PANCAKE(レインボーパンケーキ)」(渋谷区神宮前4、TEL 03-6434-0466)が10月4日・5日、3周年を機にチャリティー企画を実施する。

食事系・デザート系をそろえるパンケーキ

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 ハワイが好きで、居住していた経験もあるオーナーの岩城大さんと店長の知春さん夫婦が、パンケーキで「(みんなを)ハッピーにしたい」という思いから2011年に開いた同店。店名には「幸せの象徴」である「レインボー=虹」を命名し、ハワイの虹は6色で描かれることから、店のロゴも6色でデザインしている。

 10月5日に迎えるオープン3周年を機に、オープンと同じ2011年に発生した東日本大震災のチャリティーを企画した。当日は2種のコースを用意。「応援メッセージコース」=来店時に同イベント専用のボードを持って撮影した写真をSNSに投稿した客を対象に、パンケーキ(1人1品まで)をはじめドリンクなど全メニューを半額で提供。残りの半額分を店が負担し寄付する。「全額寄付コース」=通常価格でメニューを提供するが、その売り上げは店から全額寄付。寄付先は、両親またはひとり親を亡くした子どもたちの進学を支援する奨学基金「みちのく未来基金」。

 同店のパンケーキは、生地には低脂肪乳を使うほか、卵はNASAが開発した食品衛生管理工程「HACCP」を導入している岩手県の契約農家から仕入れ、野菜はジュニア野菜ソムリエの資格を持つ大さんが選んでいる。パンケーキは、ベーコン・レタス・ルッコラ・トマトの「B・L・R・T」(1,350円)などの食事系、キャラメリゼした焼きリンゴにオリジナルキャラメルソースをかける「焼きりんごとキャラメル」(1,150円)などのデザート系を用意する。

 来店客は、平日は主婦や学生、週末は家族連れなど20~30代が中心で、土地柄か地方からの観光客も多い。男女比は2対8程度だが、男性のみの利用も増えているという。平日=最長1時間半、週末=最長2時間と現在も行列ができる人気ぶりで、共に閉店間近の16時~17時くらいが「狙い目」。

 大さんは「当店の一方的なチャリティーではなく、お客さまと一緒にみんなで東北の子どもたちにハッピーを届けられたら」と話す。今後に向けて、「ハワイで感じたALOHAの気持ちを持ってお客さまをお迎えし、みんながハッピーな気持ちになれる店を目指していきたい」とも。

 営業時間は11時~18時。火曜定休(祝日の場合は翌水曜)。

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