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代官山にインテリアテキスタイル主力のライフスタイルショップ

時期に合わせ「おすすめ」をディスプレーする店内

時期に合わせ「おすすめ」をディスプレーする店内

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 代官山に6月21日、インテリアテキスタイルに焦点を当てたライフスタイルショップ「ieno textile」(渋谷区猿楽町、TEL 03-5784-1657)がオープンした。経営はテキスタイルの企画・製造、OEMなどを手掛けるニーディック(中野区)。

重ねて敷くスタイルなどを提案するラグ

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 ラグを重ねて敷いたり、カーテンをクリップで止めたり、従来とは異なる使い方や見せ方、コーディネート方法を提案することで、テキスタイルの「『本来の姿』を直接伝えたい」という思いから出店した同店。

 店舗面積は約58坪。「5年ほどかけて見つけた」という同所は、天井高や抜けた空間など物件が気に入ったことから出店を決めたという。白を基調にした空間に、木材の什器を配置。「『現場感」を大切にしたい」という思いから、商品を作る工場の写真をスライドショーで上映。店内で作業できるようにミシン(3台)も置いている。

 現在の取扱商品は、デザイナー南村弾(だん)さんが「ごみをできるだけ出さない」という考えを基に製作してきた「DAN PROJECT」の商品が中心。代々木公園で撮影した写真を基にした「コモレビ」(1.4メートル×2.3メートル、9,504円)などのタペストリーシリーズ「From Earth」、セーターをリユースしたラグ「セーターシャギー」(1.4メートル×2メートル4万1,040円)、南村さんが撮影した写真をプリントしたクッション「スナップシリーズ」(4,104円)など。

 「ロングセラーを作ろう」をコンセプトに開発した、リサイクル繊維を使ったタペストリーシリーズ「a.e.c」(1.4メートル×2.3メートル、1万584円」は、スツールやテーブルクロスなどへのオーダーメードにも対応。そのほか、カーテンを止めるクリップ(43円、216円)、多肉植物(小540円~2,160円、大9,720円~1万6,200円)なども販売。今後は書籍の取り扱いやカフェ営業も予定する。

 オープン後は、20代のファミリーや近隣に住む40~50代の女性、80代などの年配客など幅広く来店。南村さんは「僕のライフスタイルを商品や売り場に落とし込んだ。このスタイルの提案から始め広めていければ」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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