東急百貨店東横店(渋谷区渋谷2、TEL 03-3477-3111)で9月18日より、食や落語などを通じ大阪文化を紹介する恒例催事「大・大阪博覧会 in SHIBUYA」が開催される。
今年で4年目を迎える大・大阪博は、「ほんまもんの大阪」にスポットを当て、物産展や落語イベントなどを開催する複合企画。開始当初から総合プロデューサーを務める落語家の桂三枝さんは今年も、セルリアンタワー東急ホテルで上方落語イベント「渋谷繁昌亭」を開催する。
今年のメーンは、大阪の有名店約50店が出店する「なにわうまいもん市」(会場=西館8階催物場)。たこ焼きやくしカツなどの大阪名物を一堂に集めた人気企画で、「蓬莱(ほうらい)」の豚まん、「会津屋」のたこ焼きなど恒例商品に加え、今年はイカ墨を使った黒い生地の「黒たこ」で知られるたこ焼き店「道頓堀 くくる」も24日まで期間限定出店。
明治39年創業の「玉出 木村家」のパンや、心斎橋の和菓子店「庵月」のわらびもちなど老舗のパンや和菓子をはじめ、カステラで知られる「長崎堂」の新業態「NOVO VENTO」はオレンジゼリー入りのバウムクーヘン「O-LA O-LA(オーラオーラ)」を販売。ジェラート専門店「キャナレット」は手作りのイタリアンジェラートを提供する。千日前に本店を構える「丸福珈琲店」のアイスコーヒーや箕面の地ビールメーカー「箕面ブリュワリー」の地ビール各種などの飲料も。
西館1階特設会場では、お笑いグッズや通天閣グッズなどの「大阪土産」を取りそろえる物販イベント「いちびり庵」を同時開催。Tシャツやトートバッグ、菓子などの土産アイテム約1,000種類を販売するほか、会場には通天閣のシンボル「ビリケンさん」の生誕100周年を記念したレプリカ版「平成のビリケンさん」を展示。ビリケンさんグッズも併せて販売する。東館7階では電子機器メーカー「ヴィストン」(本社=大阪市此花区)が開発した二足歩行ロボット「ヴィストンティクノ」によるダンス、サッカーなどのデモンストレーションも披露。
桂三枝さん、桂文珍さん、林家染丸さんらが落語を繰り広げる「大・上方落語祭『渋谷繁昌亭』」は同29日・30日の2日間にわたり開催。会場はセルリアンタワー東急ホテル「ボールルーム」。入場料は、前売り=5,000円、当日=5,500円。
営業時間は10時~21時(うまいもん市は日曜・祝日のみ20時まで。最終日は各17時閉場)。9月30日まで。