東商、SNSを使ったクリエーター・マッチングサイト開設

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 東京商工会議所(以下、東商)は7月1日、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使ったクリエーター・マッチングサイトを開設する。

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 サイトの開設は、広域渋谷圏の地域特性を生かし、クリエーティブ産業とIT産業の融合によるビジネスの活性化を図るため、同日より開始するマッチング事業の一環。同事業は、東商渋谷支部IT推進協議会(会長=多田修人・日本システムウエア会長)の昨年度の研究会のひとつである「クリエイティブ産業とのパートナーシップ育成研究会」から生まれた構想を元に企画された。

 サイト名は「XSHIBUYA(クロスシブヤ)」。ビジネスマッチングが可能なSNSとWEBマガジンで構成され、SNSは招待登録制。登録資格は、SOHOや個人のクリエーター、クリエーティブ企業、支援企業、支援商店街などで、クリエーターにはシェフなども含まれる。居住・勤務地域などの規定は特にない。事前登録段階で参加者はすでに1,000名を超えており、初年度で1万人以上のクリエーターやパートナー企業の参加を見込む。

 東京商工会議所が事業推進の主体となるが、運営は同研究会メンバーが中心となって設立したLLP(広域渋谷圏クリエイターマッチング有限責任事業組合)に委託する。同組合には、東商が一部出資を行うことで事業の継続・発展を目指す。LLPへの東商の出資は初。研究会では、報告書など紙上の成果でいったんその役割を終える例が多いが、その後実体を持った持続的な動きを始めるケースは少ない。

 LLPの代表を務める本荘修二さん(ジェネラル・アトランティック日本代表)は、「SNSを通じて個々に活動していたクリエーターに連帯感が生まれ、広域渋谷圏を中心としたエリアでクリエーター同士が自由につながっていく効果」に期待を寄せている。

XSHIBUYA(SNS)XSHIBUYA(WEBマガジン)渋谷文化プロジェクト(関連インタビュー記事)

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